時を束ねて リボンをかけて

2022-05-20 (Fri) 23:37

人の口には戸は立てられない。

KIMG2396.jpg

前の家から持ってきたシャクヤク。
今年はまともに咲いてくれた。
今までは蕾をつけても咲かずに枯れたり、一つ咲いてももうひとつは咲かなかったり・・と私自身も期待はしていなかった。
やっとこの地の土になじんでくれたかという思い。

庭でシャクヤクに見とれていると、ワンコおじさんが通りかかった。
まあ・・庭の話をしているうちはいいのだが、そのうちに近所の家の話になった。
ある家のことだが、社会福祉協議会の車が週2回停まっているいるというようなことを言っていた。
だから奥さんか旦那さんがヘルパーのお世話になっていると。


前にもやはり違うお宅のことをそう言っていたことがあるけれど、そんなどうでもいいことを私に話してもしょうがないだろうと思う。
何しろ、私は近所付き合いをしていないし行動半径が狭いし、どこにどんな家庭があるのか、知らないのだ。
だから、当然私の返事はふ・・・んで終わってしまって、遮るように雑草抜きなどをするようになる。

ワンコおじさんはとてもいい人である。
ただ唯一残念なところは、近所の噂話が好きなのはそれはそれでいいと思う、そういう人はいくらでもいるから。
ただ、そういう話に乗ってこない人もいるということを理解できないところがホント残念。
前にご自分の大腸がんの話をしていて、余命宣告から3年も過ぎているというようなことを言っていたが、そういうご自分の話なら、私はいくらでも聞く耳を持つ。
息子さんも愚痴も聞く。
だけど私の知らない人の話は無視させてほしい。


前にヤングケアラ―のNHKスペシャルの番組のことを書いた。
あの番組で、支援を拒否する家族の中には、家の周りに支援者の車が止まることにもにも非常な抵抗感を持っているというようなことを、市の職員が言っていたのを思い出した。
別に恥ずかしいことでもないのに、だけど嫌がるなら、名前入りの車を使わなければいいだけでしょとその市の職員に言いたかったけど。
ワンコおじさんのように、他人の家の前に福祉車両が止まっていれば興味を持つ人もいるかもしれないが、そんなこと気にしてもしょうがない。
他人の目なんてどうでもいいことだから。



で、やはり庭にいたら、近所の奥さんが通りかかった。
また庭の話などをしていたのだが、我が家の裏に大きな空き地があるのだが、その奥の家の子供が高校をやめたというのだ。
お孫さんが、その子と同級生なのだそうだ。
成績がとてもいい子だったのよ~。

ホント人の口には戸は立てられない。

だから私は言った。
別に高校をやめたって上に行きたきゃ大検がありますよ。
高校生活はその子に合わなかったかもしれないけれど、よくある話で珍しくないですよ。

ああそうね。大検があるわね‥。と言ったが、私にご近所の話は必要ないと分かってもらいたいのよ。

私は自分のことで毎日精いっぱいだから、ホント私の性格の悪さを理解してもらいたい。
私は、ご近所の話に乗らないし、興味がないのです。


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Last Modified : 2022-05-21
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