時を束ねて リボンをかけて

2022-06-19 (Sun) 23:51

車は要らないんじゃないかと思うけど。

タケノコを貰った時に、ワンコおじさんの車が新しくなっているから、替えたんですか?と聞くと、昨年の12月登録のもので、半年過ぎた、いわゆる新古車というもの。
軽だけれど諸々付けて200万だそうだ。
凄いねえ・・・と言ったら、ローンだものと言う。
えっ?ローン通ったの?というと、俺は通らないよ。息子が通ったという。
車屋さんの親しくしている金融機関で通ったのだそうだ。
どっちにしても(´・ω`・)エッ?という感じだが。
ワンコおじさんはもう80だから、通らないとは思ったが、失礼ながら息子も無職だから通らないと思ったけど、ローンが組めたとは驚き。
精神疾患があって通院していることは聞いていたが、そんなことよりも60の無職の人にローンが組めることに時代が変わったのかと思った。
おじさんも通るとは思ってなかったらしく、車屋から通ったと連絡が来た時は、通ってしまったのか・・・と思ったと。
それが正直な気持ちだったのだろう。
支払っていけるかどうかわからないと言っていたが、自分が死んだら、車を売るように息子には言ってあると。
息子さんは免許は持っているけれど、運転はしないから、おじさんは免許返納する気は全くない。
まあ・・運転を見ている限りはノロノロ運転で慎重だし、書庫入れも上手だ。



いつだったか、スーパーに行くときに、どこかのおじいさんの車を見て仰天したことがある。
ハッチバックのバックドアがガムテープで四角く、何重にも固定されていたからだ。
あれで、車検は通るのかしら?と思ったが、田舎では車は必需品だから自主返納はできない人が多いのだ。
田舎では車に見栄を張る必要がない。
本当に足変わりだから。

実はおじさんが来る前に、6月15日に放映された「家ついていっていいですか?」を録画していたのを観た。
娘さんが15才で80歳の人の車にひかれて亡くなったというお父さんが出ていた。
胸が痛くなる話だった。
ブレーキとアクセルの踏み間違いで、壁に押し付けられて娘さんの叫び声が近所のマンションの3階まで響いていたとのこと。
周りの人が車の窓を叩いてバックしろというまで、アクセルを踏み続けていたということだ。

普段運転しているものとしては、その父親が話す事故の様子が生々しくて、聞いているのが辛かった。

刑事裁判では禁固1年6か月の実刑だったらしいが、今は民事裁判中でテレ東のスタッフが家についていった日が、裁判の日だった。
しかし、そこでその相手が亡くなったことを聞かされたと。
これでは心の行き場がないだろうと思う。
そのお父さんは、高齢者に自主返納してほしくて、バスの運転手になったと。

その番組を観て池袋の件も思い出して、私は何歳まで運転するのだろう…と考えたのだ。
私は80まで生きるとは思えないが、80で運転している自分も想像できないと思った。

ワンコおじさんのように、80になっても新しい車に乗る人もいるのだなあ・・。
ただ新しい車なら自動ブレーキが付いているだろうから、むしろ今の新車は高齢者向きなのかもしれないが。
私にはとても買えないけれど。


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Last Modified : 2022-06-19
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