時を束ねて　リボンをかけて

昨日のお昼、ニュースを観ようと思ってテレビをつけたら、ほんと驚いた。
えええ！！！！！
何？

それから夜までテレビは付けっぱなし。

私は自民党が支持政党ではないけれど、安倍さんは好きだった。
私は憲法改正は賛成だから。

功罪は確かにあったと思う。
森友・加計問題。桜を見る会など・・・自分で自分に泥を塗ってどうするのだと思っていた。
しかし、功罪相半ばするというものではなく、日本国において、功のほうがはるかに大きかったと私は思っている。


好き嫌いがはっきり分かれる政治家だったのかもしれないけれど、私は好きだった。
安倍さんの日本を思う気持ちの強さを思うと、大きな喪失感を感じてしまう。

亡くなったということが今でも信じられない。
ショックが大きすぎる。
残念でならない。


それから警護のこと。
これは失態だと思っている。
あの、後ろから歩いてきて銃を撃った映像も観たが、その近づいてきたときに、誰かが気がついていれば・・・と思う。
背後に警察官は誰もいない。
だから簡単に近づけてしまった。
１発目を撃った時に、SPが安倍さんを台から引きずり下ろすとかできなかったのだろうか。


犯人を取り押さえる映像も観たが、黒い鞄を持ったSPも犯人確保に加わっていたが、あの鞄は弾除けの鞄ではなかったのか？
あのSPの役割は要人を守る役割ではなかったのか？
釈然としなくて、いろいろ考えてしまった。
どうにかできなかったのか・・と。

あの背後から犯人が撃つ瞬間の映像は、おそらく世界中に流されただろう。
日本という国は要人警護にお粗末な国だと知らせたようなものだ。

平和ボケしているから、要人警護といっても、おそらく演説妨害くらいしか想定してなかったのかもしれない。
銃を使っての暴挙なんて一般人は想像できなくても、少なくとも警察はあらゆる場面を想定しておくべきだった。


今は銃も作れれば爆弾の作り方までネットで見ることができる時代で、改造銃も作れれば、自作の銃も作れるという時代なのだ。


今日の報道で、犯人の母親が宗教団体にのめり込んで、財産をつぎ込んで家庭がメチャクチャになった。
その団体と安倍元総理がつながりがあると思い、安倍さんを殺そうと思ったという趣旨の供述をしていることを知った。
これは本当のことなのだろうか？
確認できている情報なのだろうか？
そうだとしたら、政治テロではなく、単なる理不尽な個人的な恨みということになるのではないだろうか？

これだけの大事件を起こす前に、母親のそういう行動を止められない自分の不甲斐なさ、宗教にのめりこんでしまう母親の弱さ、そういうものを認めて自分で受け止めるべきだっただろうに。


安倍元総理、心からご冥福をお祈りします。


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