時を束ねて リボンをかけて

2022-08-25 (Thu) 23:44

エプロンの話。

断捨離もかねていろいろ処分をしている。
エプロンもよれよれになったものはウエスにした。
数が少なくなったので、最近エプロンをヤフオクやPayPayフリマやメルカリで探している。


エプロンが好きなのである。
毎日エプロンはする。
スーパーへの買い物もエプロンをしたままででかける。

エプロンが好きになったのは38歳で亡くなった姉の影響だと思う。

姉の習慣はトイレに入るときに、エプロンを必ず外す。
姉の嫁ぎ先はあの頃は、まだ汲み取り式のトイレだった。
姉はエプロンでおしゃれをする人だったから、臭いが移ると思ったのか、意味はないとその時は思っていたがその時の姉の姿をよく思い出す。

私は昭和レトロと言われようが、背中でバッテンで、後ろで結ぶエプロンが好きなのだが、エプロンも様変わりしてきた。
後ろから紐を回して前で結ぶものが多くなった。

それだとウエストが太い人はよけい太く見える。
お腹が出ている人は隠しようがない。
だから私は昔の形のエプロンが好きなのだ。

最近、ひとつヤフオクで落札した。
これは丈が75cmだから私好みではない。
私は82センチくらいのものが好きだから。
しかも、前で結ぶものだ。

しかし、ためらわずに落札したのは、だって猫柄だったから。(笑)

KIMG3002.jpg

KIMG2987.jpg


落札価格は600円。
新品。
送料は210円。
ポイントが198円残っていたから、実質612円で手に入れた。

地色は薄いグレーでインド綿。

洗えばアイロンは必要だろうが、エプロンには必ずアイロンをかける。
これも姉と同じ。

10歳離れている姉が結婚したときは私は中学1年で弟は小学生だった。
私は中学生で叔母さんになった。

私が大人になってから、とても姉と仲良くなったけれど、その時間は考えてみれば短かった。
早く逝くのではなく、今も生きていたらもっと仲良くなっていただろうと思う。
そして、両親の介護も一緒にできたかもしれない。
先に逝って親を悲しませるのではなく。

エプロンは姉を思い出すもののひとつだ。
だからエプロンを探すのが好き。

今回は、猫柄だしなんといっても安かったから、いい買い物をした。


にほんブログ村 猫ブログ 猫と一人暮らしへ
にほんブログ村
 
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ささやかな暮らしへ
にほんブログ村


シニアライフランキング




スポンサーリンク

Last Modified : 2022-08-25
[serene_resp3c] Designed by *Essence