時を束ねて リボンをかけて

2022-09-01 (Thu) 23:55

「オペレーションミンスミート」

映画は毎日観ていることは、前にも書いた。
ネットフリックスは解約しているので、主に今はAmazonプライムビデオで。

しかし、Amazonプライムビデオの有料の作品を見ると、結構な値段だ。
宅配レンタルのゲオはしょっちゅう旧作55円とか準新作88円とかのセールがあるので先日、5枚ほど観たいものを書き出して、Amazonプライムビデオとゲオの価格を比較してみた。

送料を入れてもゲオのほうがは800円も安い。
これにはビックリ。
それで、ゲオでスポットレンタルした。
ほとんどレンタルしたものは新旧交えてアクションものだけれど、その中でも特別に面白かったものの紹介を。

「オペレーションミンスミート ナチを欺いた死体」
実話。

映画.COMの解説から

「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督が「英国王のスピーチ」のコリン・ファースを主演に迎え、第2次世界大戦下で実行された奇想天外な欺瞞作戦の行方を、実話に基づいて描いたスパイサスペンス。
1943年。劣勢を強いられる英国軍はイタリア・シチリアの攻略を目指すが、シチリア沿岸はドイツ軍の防備に固められていた。
英国諜報部(MI5)は状況を打開するため、驚くべき奇策をチャーチル首相に提案する。
「オペレーション・ミンスミート」と命名されたその作戦は、「イギリス軍がギリシャ上陸を計画している」という偽造文書を持たせた死体を地中海に流し、ヒトラーを騙し討ちにするというものだった。
作戦はヨーロッパ各国の二重三重スパイたちをも巻き込み、壮大な騙し合いへと発展していく。
共演は「プライドと偏見」のマシュー・マクファディン、「ハリー・ポッター」シリーズのジェイソン・アイザックス。

2022年製作/128分/G/イギリス
原題:Operation Mincemeat







この映画は銃器や武器を使うのではなくて、頭脳戦の話で、本当にこんな奇想天外な作戦が成功したのか!という思いだ。

「007」の原作者であるイアン・フレミングも第二次世界大戦当時はMI5の諜報員として働いていてこの作戦にかかわっていたことを知った。
諜報員だったというのは有名な話だけれど、正直・・・へえ・・である。


「ミンスミート作戦は数万人を救った。ヨーロッパにおける連合国への勝利の一歩になった」とエンドロールに出てくる。

ナチを騙すことになった死体は、自殺者の身元不明者だったのだがお姉さんがいた。
54年間謎のままだったが、97年に英国政府はスペインのウエルバにある彼の墓石に墓碑銘を刻んだ。
その、墓碑銘も最後に出てくる。

”グリンドゥール・マイケル”
  
    英国海兵隊 
  ビル・マーティン少佐として
    軍務に服す


英国政府も時間はかかったが、ちゃんと敬意を払ったということか。

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Last Modified : 2022-09-02
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