時を束ねて リボンをかけて

2022-09-24 (Sat) 23:51

チビの爪

猫の爪は、若い猫なら普段は肉球に隠れている。
だけど、年を取ると爪は、肉球に隠れなくなる。


ミケもカンもそうだった。
ミケは私が気がつくのが遅くて、巻爪になって肉球に刺さってしまったこともある。


老猫の足の負担がかからないように、前は床全体にコルクマットを敷いていた。
そのコルクマットが古びて外したら、チビがフローリングの上を歩くときにコツコツと音がするのに気がついた。
それはツメが伸びている証拠だ。
猫は音をたてて歩かないから。

前の足は爪とぎをするから、まだいいのだが、後ろ足はしない。
だからこまめに爪をチェックしている。
爪切りは猫用のものも持っているが、私は人間用の物を使っている。
爪を切る時に暴れるから、時間をかけずに切るには人間用に普通の爪切りのほうが楽に切れる。



年を取ると人間も猫も、いろいろ支障が出てくる。
だけど、人間と違って、猫は自分の老いを気にしていない。
気にしていないというか、老いを受け入れる能力にたけている。

今までの猫育てで、小さな小さなことでも、猫から学んでいることは多いことに気づく。
猫という生き物の自由さに学ぶ。


肉球にツメが隠れていないことが見えるだろうか?
     KIMG3195.jpg

     闘志など捨てて久しい老い猫は 朝昼晩と穏やかに居る
   (とうしなど すててひさしい おいねこは あさひるばんと おだやかにいる)

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Last Modified : 2022-09-24
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