真夜中、「ギャー」という鳴き声で飛び起きた。
いつもの鳴き声と違ったから、さすがの私もびっくりして目が覚めた。
電気をつけて時計を見ると、2時40分。
チビが部屋の入り口にいる。
一緒のベットで一緒の時間に寝たのに。
いつもは朝の5時頃から騒ぎ出すのに。。
どうしたの?こんな真夜中に・・・と言いながら、抱こうとするとするりと私の手を抜けてベットにあがりハウスに入った。
それからハウスの中に手を入れて体を撫でた。
落ちついてから、再び5時ごろから始まった。
私はまた目が覚めて、相手をする。
それの繰り返しですっかり寝不足。
朝食の支度をしていたら、2階で鳴いている。
私がそばにいないことが許せないみたいに。
途中で2階にあがって、母ちゃんはいるから大丈夫だよと声をかける。
そばにいないと不安がる。
まるで人間の赤ちゃんだ。
実は今日、鹿島サッカースタジアムでの、鹿嶋アントラーズ対FC東京の15時からの試合を見に行く予定でいた。
ガス会社の担当者からチケットを届けてもらっていた。
前にも貰って行ったことがある。
私は人の多いところは嫌いだが、こういうただのチケットで見に行く分には気にならない。
たくさんの観客の中で、ポツンと一人で試合を見るのはまったく苦にならないのだ。
嫌なのは売店が混むこと。
売店の周りの人が集まるところが苦痛なのだ。
昨日のうちにガソリンを満タンにして、売店が混むからスーパーでノンアルコールビールとイカの足のつまみを(オヤジなのか?)買って用意しておいた。
チビは私が長時間家を空けるということ感づいたのだろうか?
なにかを察したのだろうか?
呆けていても、勘は鋭いのか・・・本能で。
ああ・・・どうしようか・・・。
この寝不足では体力が持たない・・。
さんざん迷った挙句、中止にした。
ガス会社の担当者に電話をした。
せっかくチケットをもらったのに、行けそうもないことを伝えた。
全く気になくていいからと言ってくれた。
私はケチだからチケットがもったいないと思ってしまう。
そして、チビのことを教えた。
すると、そっちの方が大事でしょうよと言う。
さすが猫の多頭飼いの家で育っただけのことはある。
もうせいぜい2時間くらいしか家を空けられないと、思った。
1日や半日の留守はちょっといつ何時チビが狂ったように鳴きだすか分からないから、無理なんだなと悟った。
分かっていたはずなんだけれど。
しかし、チビはミケの20歳を超えるはずで、ぶち猫部長さんちのプリちゃんのように、25歳を目指しているからなあ・・。
あと7年もある。
こう考えると、おうち大好き人間でよかった!頑張ろう!と思う。


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Last Modified : 2022-10-01