時を束ねて リボンをかけて

2023-01-12 (Thu) 23:53

現実に出くわして。

昨日、薬だけもらいにいつものクリニックに行った。
前にさんざん待たされたから、午前中に診察券を渡して薬だけと伝えて、後で来ることを言い、夕方行った。
勿論処方箋はできていて、クリニックの駐車場に車を停めたまま、近くの薬局に行った。
薬局から戻ると、私の車の前に救急車が停まっている。
サイレンを鳴らさずに来たのだ。

救急病院でもないのにどうしたのだろうか?と思った。

私の車はちょうどクリニックの裏口の前に停めたから、裏口が空いて、そこでびっくりしてしまった。
クリニックの看護師さんたちは防護服を着ている。
そして中から、同じく防護服を着た救急隊員二人に両脇を支えられて男性が出てきた。
60代くらいか・・・。
救急車の脇のドアから乗り込んだ。
コロナ感染患者なのか・・・。

救急車で運ばれてきたのではなくその逆で、クリニックで感染が判明して、救急車で運ばれていく方だった。

なんだかとても生々しくて、いやあ・・・一人の感染者のために、こんなに大変なのかと衝撃を受けた。
医療従事者も救急隊員も、その苦労はニュースなどで知っているつもりでも、目の当たりにするとピリピリ感というか、緊迫感が伝わる。
関係ない私まで、一瞬緊張してしまった。
そしてこれだけ感染者が増えていれば、別に不思議でもなんでもないのに、いつも行っている小さなクリニックでも、コロナ感染者がいるということに唖然とした。
これが現実なのだ。

今、市町村別のコロナ感染者の発表がないから、どのくらいの数の人がこの市で発生しているのかさっぱり分からない。

もうすっかりゆるみが出てきて、スーパーの入り口に置いてある消毒液を手にかけないで、中に入っていく人の多いこと。
そうかと思えば、先日見かけた奥さんは手にフィットした、青色のゴム手袋をして買い物をしていた。

私はと言えば、100均の除菌テッシュを持ち歩いているから、無料の「純水」を容器に入れるときも、触るところは全て拭いてから利用している。
ATMを使う時も同じである。
今でも最低限の注意はしているつもりだが、出かけないのが一番だなあ…と再認識しているが、こればかりは分からない。
気をつけているつもりでも、感染するときはするのだろうが。

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Last Modified : 2023-01-12
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