昨日今日と寒くて、今日は冬に逆戻りした。
レース編みは順調に進んでいる。
が、どうも黄色が足りなくなりそう・・・。
そこでネットで買おうかと思ったが、送料がかかるので、おととい、隣の市の手芸店に行って買ってきた。
電話をかけて在庫を聞いたら1個だけある。
往復1時間。
ちびが私がいなくて耐えられる時間はせいぜい2時間と私は考えている。
昼間は寝ているから大丈夫だと思うが、私の気配がないと大声で鳴くので、気が気じゃない。
で、買ってきたのはいいが、やはり同じ番号でも色が明らかに違う。

厳重に保管していても色は褪せているということなのだろう。
あまりにも保管年月が長すぎたから。
色は褪せても糸の強さは変わらないのは、さすがオリムパス。
新しい黄色を使うようになったら、デザインを少し変えなければならないなあ・・・なんてことを考えながら、少し思い出にふけってしまった。
10歳年上の姉の嫁ぎ先に、姑の何番目の元夫の子だかわからないが突然子供が同居した。
姉と同じくらい年の男性だった。
姉はなかなか複雑な家庭に嫁いだのだ。
舅は3回結婚していて義兄は一番最初の奥さんの子供。
姑も何度か結婚しているが、長い間舅の愛人だった女性で2番目を追い出して家に入った。
2番目の妻も最初の妻を追い出して家に入ったという。
それは姉から教えてもらった。
つまり、血のつながりの薄いもの同士の家族である。
その突然現れた姑の息子は心臓が悪く、姉も心臓が悪かったから、文字通りの同病相憐れむという感じだったのかもしれないが、仲が良かったし義兄も本当の弟のようにかわいがっていた。
姉の嫁ぎ先に来てから何年後だっただろうか・・・。
3年後くらいだと思う・・・亡くなったのある。
私はお葬式には行かなかったが、亡くなった後にお線香をあげに姉の嫁ぎ先に行ったときに、その彼の部屋に入った。
彼の使っていたベットの上に、大判のとてもきれいな真っ白のレース編みのベッドカバーがかけられていた。
彼の恋人が作ったものだった。
今私が使っている糸よりも細い糸で、それはそれはきれいで繊細で複雑な模様だった。
病気の恋人のために一生懸命編み続けたのか・・・とそれを見たときは胸がいっぱいになったのを覚えている。
ふと、そういうことを思い出した。
私がレース編みに興味を持ったのはいつだったのだろう…と考えているうちに、思い出したのだ。
年を取ると、いきなり忘れていたことを思い出す。
あんなことがあった、こんなことがあった・・・と思い出す時間も悪くない。
楽しいことばかり思い出せる人生であったらよかったが・・・。
私の作っているレース編みは今こんな状態。
半分以上は昔作ったものだが、少しづつ完成に近づいている。
やはりベッドカバーにしようと思っている。


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レース編みは順調に進んでいる。
が、どうも黄色が足りなくなりそう・・・。
そこでネットで買おうかと思ったが、送料がかかるので、おととい、隣の市の手芸店に行って買ってきた。
電話をかけて在庫を聞いたら1個だけある。
往復1時間。
ちびが私がいなくて耐えられる時間はせいぜい2時間と私は考えている。
昼間は寝ているから大丈夫だと思うが、私の気配がないと大声で鳴くので、気が気じゃない。
で、買ってきたのはいいが、やはり同じ番号でも色が明らかに違う。

厳重に保管していても色は褪せているということなのだろう。
あまりにも保管年月が長すぎたから。
色は褪せても糸の強さは変わらないのは、さすがオリムパス。
新しい黄色を使うようになったら、デザインを少し変えなければならないなあ・・・なんてことを考えながら、少し思い出にふけってしまった。
10歳年上の姉の嫁ぎ先に、姑の何番目の元夫の子だかわからないが突然子供が同居した。
姉と同じくらい年の男性だった。
姉はなかなか複雑な家庭に嫁いだのだ。
舅は3回結婚していて義兄は一番最初の奥さんの子供。
姑も何度か結婚しているが、長い間舅の愛人だった女性で2番目を追い出して家に入った。
2番目の妻も最初の妻を追い出して家に入ったという。
それは姉から教えてもらった。
つまり、血のつながりの薄いもの同士の家族である。
その突然現れた姑の息子は心臓が悪く、姉も心臓が悪かったから、文字通りの同病相憐れむという感じだったのかもしれないが、仲が良かったし義兄も本当の弟のようにかわいがっていた。
姉の嫁ぎ先に来てから何年後だっただろうか・・・。
3年後くらいだと思う・・・亡くなったのある。
私はお葬式には行かなかったが、亡くなった後にお線香をあげに姉の嫁ぎ先に行ったときに、その彼の部屋に入った。
彼の使っていたベットの上に、大判のとてもきれいな真っ白のレース編みのベッドカバーがかけられていた。
彼の恋人が作ったものだった。
今私が使っている糸よりも細い糸で、それはそれはきれいで繊細で複雑な模様だった。
病気の恋人のために一生懸命編み続けたのか・・・とそれを見たときは胸がいっぱいになったのを覚えている。
ふと、そういうことを思い出した。
私がレース編みに興味を持ったのはいつだったのだろう…と考えているうちに、思い出したのだ。
年を取ると、いきなり忘れていたことを思い出す。
あんなことがあった、こんなことがあった・・・と思い出す時間も悪くない。
楽しいことばかり思い出せる人生であったらよかったが・・・。
私の作っているレース編みは今こんな状態。
半分以上は昔作ったものだが、少しづつ完成に近づいている。
やはりベッドカバーにしようと思っている。


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Last Modified : 2023-03-18