時を束ねて リボンをかけて

2023-06-12 (Mon) 23:51

知り合いがだれもいない町に住んで。

うっとうしい雨の季節で、体調が悪くなりそう。

午後、ピンポーン。
家の前にパトカー。

出ると駐在所の警察官だった。
とても若い。
こんな若い人が駐在所の警察官だったのか・・・と思ったが、若いからダメというのではなく、若いから一生懸命になるという感じだ。
感じがいい。
広島に行っていたんですって?と聞くと、そうです!めっちゃ大変でした~。
めっちゃ大変の「めっちゃ」がすごくいい。
私は若い人と話すのは、構えなくていいからすごく楽で、好きなのだ。(笑)

申し送りはできているようで、鎌は気持ち悪いですよね~その後どうですか?と聞かれた。
その後の変化は別にないのでその旨を伝えた。
いろいろ渡された。
防犯シールや住宅防犯診断表やらCP錠というものの説明チラシなど。


一人暮らしですか?
   そうです。

何かあったら飛び込めるお宅が近くにありますか?
   いいえ、ありません。

ああ・・・。近くに友達はいますか?
   いいえ、いません。

ああ・・・。近くに親類はいますか?
   いいえ、いません。

ああ・・・。

この警察官のああ・・というのは、頷きながらだから、ああそうですか・・という意味なのだろうが、これは困ったぞ‥という感じにも受け取れる。

でも、それでは頻繁にパトロールしますね。と言ってくれた。
そして、いろいろな印刷物やお知らせなどを郵便受けに入れてもいいですか?と聞かれたから、お願いしますと言った。

そして車には貴重品は置かないように・・・カギは必ず施錠するように・・・といろいろ注意をされた。

家の前にパトカーが停まるという安心感。
最後に私が言った。

たとえば何かあっても、地震などの災害でも私は家は離れません。
猫がいるので。

するとまた、ああ・・・。と言った。



しかし、この警察官に質問を受けて、私は知り合いもいない町でよく暮らしているなあ・・・とつくづく思った。




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Last Modified : 2023-06-12
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