またまたアジサイの話です。
スーパーに行く途中に紺色のアジサイの家があることは前に書いた。
去年は咲いてなくて、今年も咲いてなくて、そこが空き家になったこと。
ところがである。
昨日スーパーに行ったときに、そこのお宅の塀越しにほかの樹木の間から5輪ほどの紺色のアジサイが見えた。
ああ…なくなってなかったのだ。
どうして昨年は見つけられなかったのだろう・・・。
もっとも、今までは樹木の間からたわわにはみ出ていたけど、今年は控えめに咲いている。
少し欲しいなと思った。
差し木にして、植木鉢に植えたいと思った。
このところネットでアジサイの画像ばかり見ている。
その中で植木鉢にいろいろなアジサイを植えて、玄関のポーチに飾っているお宅の画像が、とても素敵で気に入ってしまった。
アジサイを地植えにすると大きくなりすぎる。
隣家の別荘のアジサイは数えたら全部で12株。
どれもこれも大きくて、半分以上は私の背丈をはるかに超えている。
それを見ながら思ったのだ。
私の家も放っておいたら、あのくらい大きくなってしまうのだ。
隣のように庭が広いわけではないのに、もし私に何かあって、手入れもできないというようなことになったら、巨大に成長するアジサイはただの邪魔な存在になると。
低木だけにしているのに庭も断捨離が必要だとつくづく思った。
だから地植えではなく、植木鉢で楽しむ方法のほうがいいのではないかと思った。
抜根のことをずっと考えていた。
抜根は何度も自分でしたことがあるので、慣れている。
アジサイの時期が終わったら考えよう。
それで、今日は雨かと思ったら曇りで雨がない。
そこで、その紺色のアジサイをもう一度見に行くことにした。
そこは住宅地だから、向かいの家にはおじいさんがいる。
いつも庭にいるから、その人に1本切ってもいいだろうか・・・聞いてみようと思った。
勝手に切れば不審者になる。
不審者に悩まされた私が不審者になるわけにはいかない。
一応ハサミは持って行った。
するとである。
紺色のアジサイのお宅の玄関の前で、大量の落ち葉を熊手でかき集めている女性がいた。
すかさず車から降りて声をかけた。
こちらのお宅の人でしょうか?と。
すると、そう。でも、何も片付けてないのよ~と言う。
その言葉のアクセントで、日本人ではないことがわかった。
この家の持ち主の娘か、あるいは家の買主か?
40代後半か50代前半くらいに見える。
通るたびに、あのアジサイが気に入っていたこと。
1本か2本差し木にするから欲しいということを言った。
言ったが、アジサイがわからないのか差し木がわからないのか意味が通じない。
そこで、その人を塀のところに連れて行って、この花が欲しいから切ってもいいですか?と聞いた。
これ?うん、いいよぉ~。
ハサミある?と聞くから用意していると言った。
好きなだけ切っていいよぉ~。
アクセントが独特で多分中国の人だ。
そのアクセントと言葉使いで気さくで感じがいい。
ホッとした。
2本切って、2本もらいますと言った。
2本でいいの~と言うから、差し木に失敗したらまたもらいに来ますからと言った。
すると、うん、いいよぉ~。
お礼を言って帰ってきたが、何という偶然。
この家の人に会えるとは。
で、早速差し木にした。

地植えでは土を酸性に替えることが難しいが、植木鉢で実験する。
差し木に成功して紺色になることを想像している。
裏の空き地にさくら猫がいたのを家の中から見えた。
その奥に飼い主の家がある。
しばらく会ってなかったが、元気そうでよかった。

あき地にはたたずむさくら猫がいる 梅雨色をした雲を気にして
(あきちにはたたずむさくらねこがいる つゆいろをしたくもをきにして)

にほんブログ村

にほんブログ村

シニアライフランキング
スーパーに行く途中に紺色のアジサイの家があることは前に書いた。
去年は咲いてなくて、今年も咲いてなくて、そこが空き家になったこと。
ところがである。
昨日スーパーに行ったときに、そこのお宅の塀越しにほかの樹木の間から5輪ほどの紺色のアジサイが見えた。
ああ…なくなってなかったのだ。
どうして昨年は見つけられなかったのだろう・・・。
もっとも、今までは樹木の間からたわわにはみ出ていたけど、今年は控えめに咲いている。
少し欲しいなと思った。
差し木にして、植木鉢に植えたいと思った。
このところネットでアジサイの画像ばかり見ている。
その中で植木鉢にいろいろなアジサイを植えて、玄関のポーチに飾っているお宅の画像が、とても素敵で気に入ってしまった。
アジサイを地植えにすると大きくなりすぎる。
隣家の別荘のアジサイは数えたら全部で12株。
どれもこれも大きくて、半分以上は私の背丈をはるかに超えている。
それを見ながら思ったのだ。
私の家も放っておいたら、あのくらい大きくなってしまうのだ。
隣のように庭が広いわけではないのに、もし私に何かあって、手入れもできないというようなことになったら、巨大に成長するアジサイはただの邪魔な存在になると。
低木だけにしているのに庭も断捨離が必要だとつくづく思った。
だから地植えではなく、植木鉢で楽しむ方法のほうがいいのではないかと思った。
抜根のことをずっと考えていた。
抜根は何度も自分でしたことがあるので、慣れている。
アジサイの時期が終わったら考えよう。
それで、今日は雨かと思ったら曇りで雨がない。
そこで、その紺色のアジサイをもう一度見に行くことにした。
そこは住宅地だから、向かいの家にはおじいさんがいる。
いつも庭にいるから、その人に1本切ってもいいだろうか・・・聞いてみようと思った。
勝手に切れば不審者になる。
不審者に悩まされた私が不審者になるわけにはいかない。
一応ハサミは持って行った。
するとである。
紺色のアジサイのお宅の玄関の前で、大量の落ち葉を熊手でかき集めている女性がいた。
すかさず車から降りて声をかけた。
こちらのお宅の人でしょうか?と。
すると、そう。でも、何も片付けてないのよ~と言う。
その言葉のアクセントで、日本人ではないことがわかった。
この家の持ち主の娘か、あるいは家の買主か?
40代後半か50代前半くらいに見える。
通るたびに、あのアジサイが気に入っていたこと。
1本か2本差し木にするから欲しいということを言った。
言ったが、アジサイがわからないのか差し木がわからないのか意味が通じない。
そこで、その人を塀のところに連れて行って、この花が欲しいから切ってもいいですか?と聞いた。
これ?うん、いいよぉ~。
ハサミある?と聞くから用意していると言った。
好きなだけ切っていいよぉ~。
アクセントが独特で多分中国の人だ。
そのアクセントと言葉使いで気さくで感じがいい。
ホッとした。
2本切って、2本もらいますと言った。
2本でいいの~と言うから、差し木に失敗したらまたもらいに来ますからと言った。
すると、うん、いいよぉ~。
お礼を言って帰ってきたが、何という偶然。
この家の人に会えるとは。
で、早速差し木にした。

地植えでは土を酸性に替えることが難しいが、植木鉢で実験する。
差し木に成功して紺色になることを想像している。
裏の空き地にさくら猫がいたのを家の中から見えた。
その奥に飼い主の家がある。
しばらく会ってなかったが、元気そうでよかった。

あき地にはたたずむさくら猫がいる 梅雨色をした雲を気にして
(あきちにはたたずむさくらねこがいる つゆいろをしたくもをきにして)

にほんブログ村

にほんブログ村

シニアライフランキング
スポンサーリンク
Last Modified : 2023-06-14