時を束ねて リボンをかけて

2023-07-03 (Mon) 23:51

思い出のある布団を捨てる。

室温はこのところ日中26℃くらい。
夜になると22℃から24℃。
まだ、窓を全部閉めて寝ている。
外は暑いけれど、家の中にいる分には風が流れて過ごしやすく、扇風機もエアコンも必要なく過ごしている。

羽毛の肌掛け布団を使っていたが、チビがゲボしたので、洗って、もう10年以上も使ってペラペラになった肌掛け布団を出した。
夏はこれが一番私には合うので、毎年捨てようと思いながら捨てられずにいた。
私はタオルケットが嫌いで、朝方蹴とばしててもいいから、肌掛け布団のほうがいい。
襟のところはもうボロボロで化繊の綿が出ている。
肌掛け布団カバーをして、ボロを見ないふりして使っていた。
とにかく気に入っていたが、さすがに、新しくしたほうがいいと、ネットで買った。

IMG_5150.jpg

左から羽毛、今回買ったもの、お気に入りのもの。


今回購入したのは両面使えて、片面は接触冷感用の布地、もう片面はタオル地。

IMG_5152.jpg

ベッドの敷パッドは接触冷感性のある素材のものにしているが、こういう肌掛け布団まで冷感性があるものに進化しているとは思わなかった。

これを探すときに、あまりにもたくさんありすぎて迷った。

色と値段とレビューを読んで決めたが、2980円で1000円offのクーポンを使って1980円。
サイズはシングル。
届いて一応すぐに洗った。
お昼ごろから天気が良くなって1時間くらいで乾いた。
こんなに簡単に乾くなら、チビがいつゲボしても大丈夫だ。


羽毛の肌掛けはしまうことにした。
本格的な夏には向かない。


で、しまうときに、押し入れの中の布団をみて、捨てようと思った。
和式の布団。
重い。

IMG_5153.jpg

昔の人はこういう重い布団の上げ下ろしをしていたのだ・・・。
布団を押し入れにしまうことさえ、布団を干すのさえ重労働だ。

そもそも、これを使うことはもうない。
ここに引っ越してきた時は打ち直した新品だったが、猫が具合が悪くなると、他の猫たちが動揺しないように、猫部屋や1階の和室に敷いて隔離して私と一緒に寝るために使った。
今はチビだけだから、他の猫に気を使うということがないから、不必要になった。


チビの調子のよさそうな時に、そのうちゴミの処理センターに持っていくことにする。
押し入れのスペースができて、よかった。
処理センターには、こういう布団が大量に持ち込まれているのを見ている。

昔は布団一式は高価なものだったけれど、現代は羽毛でないかぎり、布団は安く買えて、しかも軽くて洗濯機で洗えるようになった。
つまり布団さえ、使い捨ての時代になっているのだ。
なんでも進化すればいいというものではないという考えだが、布団の重さから解放されるのはいいことだと思う。

布団を見ながら、逝った猫たちと一緒に寝たんだよなあ・・・とか思い出に浸ってしまった。
思い出があるから処分するのはやめようかと・・・と一瞬思ったが、いいや思い出は心の中と写真の中でいいのだと割り切った。


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Last Modified : 2023-07-04
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