時を束ねて リボンをかけて

2023-08-11 (Fri) 23:50

ぬか漬けが食べたくて。

私は漬物の中で一番好きなのがぬか漬けである。
が、ぬか床を持っていない。
スーパーで きゅうり2本のヌカが付いた漬物が198円で売っているが、きゅうり2本で198円だなんて・・・という思いがして正規の値段では買ったことがない。
でも賞味期限が今日という98円に値引きされたものを見つけたときは、買う。
先日、きゅうりが1本72円で、もうお盆料金になったのかと驚いた。

で、図書館で見つけた本。

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「簡単にはじめるぬか漬けの教科書」

塩山奈央 著
2019年発行

パラパラとめくったら、ぬか床を作ろうかな・・・といつもの気まぐれ心が起きて、借りてきた。

ぬかを購入。
258円。

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発酵済みのぬか床も売っているが、高い。

実は昔、ぬか漬けに挑戦したことが2回ほどある。
一度目はまっさらのぬかで、水と塩を自分で用意して作るもの。
2度目は、出来上がっているぬか床。

いづれも失敗して、あえなくぬか漬け作りは挫折して今に至る。


今回のぬか床は水を加えればいいというだけのもの。

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説明通りだと800グラムに800ccの湯冷ましだが、私は一人暮らしだから600グラムに600ccにして作った。
すぐ漬けられると思ったが、本を読めばそうではない。
発酵するまでの準備期間が必要だった。

よくよく読めば頭が痛くなるほど難しくて決して簡単ではない。
本のタイトルに「簡単にはじめる・・・」とあるが、読み進めると私向きではないとつくづく思った。
ぬかを買ってしまったから一応やるしかない。

発酵まで持っていくには、なかなか道は厳しい。
くず野菜を用意して捨て漬けというものをしなければならない。

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くず野菜と入れたところ。
これを2.3回繰り返さなければならない。
そもそも私に、発酵したかどうか判別できるのだろうか?

IMG_5476.jpg


ぬか床の育成に一番重要なことは温度だと書いてある。
この袋には25℃以下と書いてあるが、本だと20℃から30℃が適温なのだそうだ。

そこではっと気が付いた。
夏場は向かないと。

野菜室に入れても冷えすぎて発酵しない。

で、今のところありがたいことに室温はずっと28℃である。
台風の影響なのか風も入るし、昨日も今日も夜8時が過ぎると26℃になり、扇風機もいらない。
昨年まではこれが普通の夏だった。
夏のエアコンは1.2回入れればいいほうだったのに、今年は異常な夏だ。
でも今のところうまくいけば発酵してくれるかもしれないので、このまま室温で発酵を待つことにした。

なんでもやってみたくなる。(お金をかけないこと限定で)
だけどすぐに飽きてしまう。
失敗したら笑ってあきらめるしかない。


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Last Modified : 2023-08-11
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