時を束ねて　リボンをかけて

朝、庭の水撒きをしてから、隣家の門の前の雑草がひどすぎて、刈ろうかと思った。
庭は防草シートが役に立たず、隙間から雑草が伸び放題だ。
門の前の雑草は、道路が舗装されてないから、上にも横にも伸びて広がっていくのだ。
これをくい止めるには、刈るのでは無理だから、結局、除草剤を撒くことにした。
強力な除草剤ではないから（安物だから）水で薄めるもので、枯れるまで１週間から２週間かかる。
隣家からジョーロを持ってきて、薬剤を作ることを繰り返して、撒いていった。

そこに、この暑いのに、毎日散歩している年配の男性が通りかかった。
おはようございます～と必ず挨拶を交わすけれど、どこの人かはわからない。
除草剤撒いているの～？
これは機械で刈るのがいいんだけどけどね～と言う。
そうなんですよね～と言うと、女の人では無理だよと言う。
そうですねえ・・とは言った。

う・・・ん。
勤めていた時は会社の駐車場の雑草を草刈り機で刈ったことがあるけどなあ。
あまりにも小石を飛ばすから、危ないから二度とやらないようにと社長に言われて１回だけだけど。

こんなに暑くて散歩していたら、熱中症になりませんか？と言ったら、水分取っているもの～それに気温はこれから上がるんだよ～と言われた。

私は暑くて水を撒くことさえ嫌で庭に出たくないと思っているのに（せっかく実っている野菜を枯らしたくないという思いから水撒きをしている）、この暑さの中散歩を毎日続けている人は、もう、１日も休むことができないように気持ちがそうできているのだろう・・・。

私は体力のなさを実感している。
１１時ころになったら、突然の睡魔。
昼寝が午前中から始まり起きたのが１４時。
睡眠不足だったわけではないのに、たっぷり３時間も寝た。
室温は３０℃
風があったから、冷房なしで寝た。

チビは私の昼寝の時は、私の隣にきて、一緒に昼寝をする。
私はいつの間にか猫仕様の体になり、いくらでも寝ていられるようになった。

　　　　　

　　　　膨らみし溜まる熱気の残暑日が　続けば猫は秋を待つのみ）

（ふくらみしたまるねっきのざんしょびが　つづけばねこはあきをまつのみ）


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