時を束ねて リボンをかけて

2023-09-11 (Mon) 23:36

チビ、病院へ。

チビが常に鼻詰まりを起こしているように、ズーズーいうようになった。
鼻水も出ている。

一向に治る気配がないので、昨日の日曜日、病院に連れて行った。
隣の市にある動物病院は、日曜日は午前中だけ開いている。
車で片道30分かかる。
日曜日に行くのは、普段の日は商用車が多く走っているから、渋滞にはまったら、時間がかかり、なるべく短い時間で着くようにしたいからだ。
行きは相変わらず鳴き続けた。
昔のように怒鳴るようななき声はもうないけれど、それでも相当なストレスだろうと思う。

病院の待合室でのチビ。

     KIMG4465.jpg

さんざん鳴きながら来たから病院ではおとなしい。
車の助手席に置くにはおさまりがいいので、一番小さなケージに入れてバスタオルをかぶせて連れて行った。

診察になって先生にチビを見てこれは蓄膿症だね~と言われた。
僕も蓄膿症なんだよ~
19歳って人間でいえば100歳くらいだよと先生は言う。
(実は猫の19歳は人間では92歳だ。)

慢性腎臓病の進行具合を知りたかったので、血液検査をお願いした。
腎臓だけでいい?と言われたから、糖尿もと言ったら、じゃあ血が取れたら他も検査していい?と言う。
この先生は、有無を言わさず検査するということはしない。
飼い主に承諾を取る。
血はきれいだねえと採血しながら言われた。

結果が出るまで先生とおしゃべり。
この鼻詰まりの薬はないのですか?と聞くとないという。
抗生物質くらいしかないよという。
だけど、それが効くがどうかわからないという。

チビの鼻に口を当てて吸ったのだけれど、鼻水が吸えないんですよ~と言ったら、お母さんが赤ちゃんにするみたいに?と聞かれた。
そうです。何度か挑戦したのだが吸えない。
綿棒さえ入らない猫の鼻の孔だもの、それは無理だね~と言われてしまった。(´;ω;`)ウゥゥ
だけど、そういうことまでする私に同情したのか、2週間効く抗生物質の注射があるから打っておく?と聞かれたので、お願いした。
効くかどうかわからないけれど、口内炎に使っているもので、薬は弱いことを説明された。

で、人間でいえば100歳だからね~キンさんギンさんなんだから~
(だから92歳なんだけどなあ…と思いながら聞いていた)

チビの口の中を見て、人間でいえば100歳だったら入れ歯だけれど、歯もしっかりしていて口の中はきれいだよ~と言われた。
そして、僕は入れ歯なんだけどねえ~
・・・・・・・笑ってはいけないのだろう。


血液検査の結果は、19項目の検査をしたが、糖尿も貧血もないし、慢性腎臓病の結果の数値は、大幅に上昇しているわけではなかった。
で、前はどのくらいでしたっけ?と聞いたら、カルテを見ながら、この数字見える?と私に聞く。
飼い主に渡される検査結果はA4サイズの紙だが、カルテに貼られているのはレシートのような紙で、それもスーパーのレシートよりも字が小さい。
それを私が読み上げた。
するとそれは去年の8月、
じゃ次ということで、数字を私が読み上げる。
それはおととしの12月。
で、比べるとおととしの12月の数値と今回は近い。
つまり、2年前と劇的な変化はない。

だけど、こういう数値は日によっても違うから~ということだ。

眼がいいんだね~というから、老眼になっていないので、というと、僕は見えないから目の手術をするんだという。

何度も何度も人間でいえば100歳だから~と言われた。
私は先生の言わんとしていることはよくわかる。
この先生は、前に暮らしていたところの病院の先生と考え方が似ている。
つまり過剰治療に否定的だ。
だから話ながら、飼い主の死生観を探っているようなところがある。
飼い主が頼めばいろいろな手を尽くしてくれるだろうが、それは過剰治療と紙一重だ。
チビは人間でいえば、100歳なのだから(92歳だってば)いつ何があってもおかしくない年齢で、飼い主はそれを受け入れなければならないと遠回しに言っているのだ。
去年話したときは、チビは老衰で逝くねと言われたから、私も老衰で逝かせたいと思っていると言った。
ミケのように眠るように逝かせたいという願望はいつも思っている。

チビの体重は、2.8キロだった。
だんだん痩せていく。

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Last Modified : 2023-09-11
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