私にとっては長かった。
今日やっと平熱に戻った。
クリニックで処方された日だけ解熱剤を飲んで寝たが、それ以降は飲まなかった。
解熱剤で熱を抑え込んでも、結局は同じだと思ったからだ。
だからといって薬はない。
市販の風邪薬さえ手元にない。
月曜が祝日だから、火曜日にもう一度クリニックに行くつもりでいた。
しかしそれどころではなかった。
2日間、38.5度~6.7.8.9と熱が下がらず、1日24時間のうち23時間は眠っていた。
寝ていたのではなく眠り続けていた。
喉が渇いて起きて水分を補給し、フラフラで半分寝ぼけたままそれでも心のどこかに意識はあるのだろう転ばないようにと手すりに縋りつくようにしてトイレに行き、また眠り込む。
2日間そうだったから、さすがに救急車を呼ぼうかと思ったが、眠っているのに、頭の中でふと考えたりするのだ。
もういいかな・・・十分生きたと思う・・・今逝ってもいいかもしれない・・・。
そういう思いが沸き上がる。
とにかく眠っているから夢もたくさん見た。
覚えているものは少ないが、今思い返すとどうしてあんな夢を見たのだろうと思うものもある。
それは、ミケが誘拐されたというもの。
チビではなく、ミケである。
時は戦国時代。
私は甲冑を着ているのだ。
そして、「ものども、取り返しに行くぞ!」と叫んでいる。
う・・んよくわからん夢だった。。(;'∀')
あれだけ眠り続けたという経験はないが、2日目の朝4時に目が覚めた。
お腹が空いているような感じがした。
なにしろ2日間水分しか摂取していないから、お腹が空いているという感覚があった。
1階に降りて行って、何か口に入れなきゃと思ったが、何もない。
お仏壇にリンゴがあった。
それを洗って半分だけ。すり下ろした。
ラーメンを食べたときにた3口しか食べられなかったのは、その匂いにそのあと嘔吐したからだ。
匂いにものすごく敏感になっている。
例えば水分補給にアクエリアス・100%オレンジジュース、ミネラルウォーター、麦茶と用意してある。
これらは家にあったものだけど、ほとんどアクエリアスを飲んでいたが、突然その匂いに吐きそうになった。
だから、リンゴをすった時も慎重に臭いをかぎながら擦った。
これがたかだかリンゴ半分だったけれど、ものすごくおいしかった。
母の介護をしていた時に、リンゴの好きな母のためによくすり下ろしていたが、私は好きではなかった。
それがこの時は、世の中にこんなおいしいものがあったのか!という感じだった。
38度台から37度台を行き来するようになり、昨日は37度台で治まった。
そして今日、やっと平熱の36.6度に落ち着いた。
薬も飲まず、自分の力だけでこの手ごわかった風邪を撃退した。
その間テレビもつけずPCも立ち上げなかった。
まったく私には必要のないものだった。
これらの付き合いかたも、たぶん変わっていくような気がする。
朝方4時に起きたときに、それまで余裕がなくて、チビのトイレの掃除をしていなかった。
フードもおやつ代わりのフードは空になっていた。
そして、ふと電気をつけて見ると、チビが私の枕の上で待っていた。

トイレで起きた時も、チビは待っていたし、水を飲むときも待っていたし、チビはチビなりに私が普通ではないと気が付いていたのだ。
だから、枕を半分ずつ使うようにして私に額を当てるようにして一緒に寝ていたのだ。
そのことに初めて気づいて、ぐわっと涙がこみあげてきて、チビちゃんごめん。
母ちゃんはあまりにも余裕がなかったね。
大丈夫だよ。母ちゃんは必ず自力で平熱に戻すからと言ったのだ。

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今日やっと平熱に戻った。
クリニックで処方された日だけ解熱剤を飲んで寝たが、それ以降は飲まなかった。
解熱剤で熱を抑え込んでも、結局は同じだと思ったからだ。
だからといって薬はない。
市販の風邪薬さえ手元にない。
月曜が祝日だから、火曜日にもう一度クリニックに行くつもりでいた。
しかしそれどころではなかった。
2日間、38.5度~6.7.8.9と熱が下がらず、1日24時間のうち23時間は眠っていた。
寝ていたのではなく眠り続けていた。
喉が渇いて起きて水分を補給し、フラフラで半分寝ぼけたままそれでも心のどこかに意識はあるのだろう転ばないようにと手すりに縋りつくようにしてトイレに行き、また眠り込む。
2日間そうだったから、さすがに救急車を呼ぼうかと思ったが、眠っているのに、頭の中でふと考えたりするのだ。
もういいかな・・・十分生きたと思う・・・今逝ってもいいかもしれない・・・。
そういう思いが沸き上がる。
とにかく眠っているから夢もたくさん見た。
覚えているものは少ないが、今思い返すとどうしてあんな夢を見たのだろうと思うものもある。
それは、ミケが誘拐されたというもの。
チビではなく、ミケである。
時は戦国時代。
私は甲冑を着ているのだ。
そして、「ものども、取り返しに行くぞ!」と叫んでいる。
う・・んよくわからん夢だった。。(;'∀')
あれだけ眠り続けたという経験はないが、2日目の朝4時に目が覚めた。
お腹が空いているような感じがした。
なにしろ2日間水分しか摂取していないから、お腹が空いているという感覚があった。
1階に降りて行って、何か口に入れなきゃと思ったが、何もない。
お仏壇にリンゴがあった。
それを洗って半分だけ。すり下ろした。
ラーメンを食べたときにた3口しか食べられなかったのは、その匂いにそのあと嘔吐したからだ。
匂いにものすごく敏感になっている。
例えば水分補給にアクエリアス・100%オレンジジュース、ミネラルウォーター、麦茶と用意してある。
これらは家にあったものだけど、ほとんどアクエリアスを飲んでいたが、突然その匂いに吐きそうになった。
だから、リンゴをすった時も慎重に臭いをかぎながら擦った。
これがたかだかリンゴ半分だったけれど、ものすごくおいしかった。
母の介護をしていた時に、リンゴの好きな母のためによくすり下ろしていたが、私は好きではなかった。
それがこの時は、世の中にこんなおいしいものがあったのか!という感じだった。
38度台から37度台を行き来するようになり、昨日は37度台で治まった。
そして今日、やっと平熱の36.6度に落ち着いた。
薬も飲まず、自分の力だけでこの手ごわかった風邪を撃退した。
その間テレビもつけずPCも立ち上げなかった。
まったく私には必要のないものだった。
これらの付き合いかたも、たぶん変わっていくような気がする。
朝方4時に起きたときに、それまで余裕がなくて、チビのトイレの掃除をしていなかった。
フードもおやつ代わりのフードは空になっていた。
そして、ふと電気をつけて見ると、チビが私の枕の上で待っていた。

トイレで起きた時も、チビは待っていたし、水を飲むときも待っていたし、チビはチビなりに私が普通ではないと気が付いていたのだ。
だから、枕を半分ずつ使うようにして私に額を当てるようにして一緒に寝ていたのだ。
そのことに初めて気づいて、ぐわっと涙がこみあげてきて、チビちゃんごめん。
母ちゃんはあまりにも余裕がなかったね。
大丈夫だよ。母ちゃんは必ず自力で平熱に戻すからと言ったのだ。

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Last Modified : 2023-10-13