時を束ねて リボンをかけて

2023-11-11 (Sat) 23:37

精神的に疲れているかな?

今日は寒かった。
洗濯したが、曇っていて生乾なので夕方近くのコインランドリーへ。
100円13分。
それだけですべて乾いた。


昨日は他市の大きな病院へ。
先日のCT検査の結果を聞きに。
昨日は雨が降る予想だったので、チビはハウスの中で眠っていた。
雨が降るとか、曇り空の時は、チビはおとなしくハウスの中で爆睡してくれる。
予約は13時からなのだが、11時30分に家を出て、病院に着いたのが12時30分。
電光掲示板を見ると、11時~が動かず、結局呼ばれたのは14時30分だった。

診察室に入るなり、先生にカメラは嫌なんですよねと聞かれた。
いきなりそう言うから、先日のCTの検査に変化があったのだろうか?と一瞬思ったが、あえて聞かなかった。

嫌です。

「でも、麻酔をかけるから痛くないですよ。
1泊2日の入院になりますけど。」

黙って聞いている。

PCの画面で説明を受けたが、腫瘍の近くに大動脈があり、心臓も近くにある。
「針を刺して組織を取るにしても、それらがあるから危ないと思ったら、中止になります。
それじゃ、入院費も無駄になるので、日帰りでその腫瘍が何かを調べるという方法もあります。
車で来たのですか?」

そうです。


「日帰りの検査でも麻酔をかけるので、帰りは運転できませんから、誰かに迎えに来てもらえることはできますか?」

できません。

「バスとか電車とかは?」

この先生は私がバスも通っていない小さな田舎町から来ているということを知らないのだろうし、そもそも転勤族の医者だから土地勘はまるでないのだと思う。
だから電車もバスも無理ですと言った。

いや、あとで考えたのだが電車とバスを使って3時間くらいかければ来れるかもしれない。
日本の道路は繋がっているのだから。

全く私が話に乗らないので、「いつか突然腫瘍が大きくなったら、ああ・・・あの時に検査を受けておけば・・って、思うと思いますよ」

それには、笑いながら即答。

突然腫瘍が大きくなったら、それはもうダメでしょ。助かりませんね。


どうしようもないババアだなと先生は思ったかもしれないが、そういうと、先生は天を仰ぐようなしぐさをして、「そうですね」と言った。

そして私は言った。
先生、私は一人なんです。
入院しても付き添う人もいませんし、麻酔が効いているから迎えに来てくれるような人もいません。
なぜなら、一人だからです。
それから、今19歳の猫がいて、その猫が具合が悪いのです。
今日もここに来るのをやめようかと思ったくらいです。
今は、とりあえず自分のことは横に置いているのです。

うん、うん、とうなずきながら聞いていた。

この病院はほぼ2年ぐらいで先生が転勤する。
30代初めくらいの若い先生が多くて、いろいな病院でいろいろ経験を積ませてるために、頻繁に移動が行われていると考えているが、私もできるのなら、この若い先生の腕を磨くための実験台になる協力はしたいと思う。

しかし、今はダメなんですよ。と口には出さないが、なんとか私の実情も分かってもらいたい。
人はいろいろな人がいると学ぶことも、これから医者として、生きていくのには大事なことだと私は思う。
誰もが、家族がいて付き添いがあり、迎えがあり、・・・という生活を送っている人ばかりではないということを。

で、半年後、造影剤を使ったCTを採るということに決まった。

前にもやっていますよねと言うから、覚えてないということは苦しくはなかったのだろうと思うが、「あまり覚えてないですね。最近呆け気味なので」と言った。
軽いジョークのつもりだったが、しっかりうなずかれた。(;'∀')


同意書に記入して、看護師さんから当日の注意などを聞いて解放。


この腫瘍は偶然見つかったのだが、見つかってから3年過ぎている。
そのかん腫瘍に変化はありません。と最後の最後にまさに診察室から出ようとしたときに言われた。
普通、最初に言うだろうと思うけれど。


家に着いたのは16時。
帰りは雨で、晩秋の気配などは何も感じられず、家に着いたら、チビはまだ眠っていたが、おしっこの跡があった。
おしっこに起きて母ちゃんはどこ?とひと鳴きして、またハウスで眠ったのだろう。
お留守番、ご苦労様~と声をかけたが、起きなかった。


にほんブログ村 猫ブログ 猫と一人暮らしへ
にほんブログ村
 
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ささやかな暮らしへ
にほんブログ村


シニアライフランキング

スポンサーリンク

Last Modified : 2023-11-11
[serene_resp3c] Designed by *Essence