時を束ねて リボンをかけて

2023-11-13 (Mon) 23:48

チビは甘え上手になった。

いやはや、寒いこと。
慌てて、いきなりの冬支度になった。
家から出ないことをいいことに、私はもこもこの厚着になった。

ベッドをまた組み立てて、元に戻した。
チビが、絶対に届かないのに、どうしても窓枠に上りたいらしく、何度も手を伸ばして挑戦する。
それを毎日見ているうちに切なくなって、戻そうと思ったのだ。

その代わりベッドと布団の間に、座布団を入れベッドから窓枠までの高さを短くした。
布団は上下毛布でできている布団カバーに替えて厚みを出した。

降りるときにベッドから床に転がらないように、ごみ処理センタにーに持っていくつもりだった和式の布団をぐるぐるに巻いてひもで縛り、その上にクッションを置いて毛布でくるみ
そこで止まるように工夫した。

      IMG_6130.jpg

安心したように、自分で上がり、今日はふらつかずずっと外を眺めていた。
私も、ホッとした。
外を眺めている猫は哀愁があって、今までの猫たちもそうだった。


チビは今、食欲もありおしっこも水も飲んでいるが、食事の量が少ないのか、ウンチは小さい。
足はバタッと倒れるということはなくなったが、相変わらずふらつく。
ふらつきながらでも、歩くから、自分では意識していないのかもしれない。

病院に行ったときに、目が見えてないのじゃないかと言われたが、私としては、そう思う時もあるし、そう思わない時もある。
そして、あの時病院で鼻血が出たら、がんだからと言われたが、実は2回鼻血は出た。
血だけでなく、鼻水に交じってだが。

ロイカナのフードはミキサーにかけて、すり鉢で擦って、粉にしているが、病気を持っている猫ちゃんがいる人からのメールでお湯でフードをふやかしているというのをヒントに、今までは湯冷ましだったが、お湯でその粉にしたフードを溶くと、かき混ぜている間にぬるめのフードになる。
そしてそれの方が、食いつきがよくて、猫舌という言葉があるが、チビはぬるめのほうが好きなのだと分かった。
いまだ、あれこれ試行錯誤をしながら、チビとの暮らしを大切にしている。

昨晩は、朝方寒くなるということだったので電気毛布を弱にして寝た。
チビは布団の中に入ってきて、私の腕枕で寝た。
8時に私が目を覚ました時は、布団の中にはいなかったが、私の枕元にはちゃんといた。

私がベットの上に腰を掛けていると、私の膝の上に乗ってくる。
甘え上手になった。
ありがたい。

      IMG_6137.jpg

       老い猫と長く無我愛の日ありて 別離の時は先へ先へと

     (おいねことながくむがあいのひありて わかれのときはさきへさきへと)

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Last Modified : 2023-11-13
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