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私は片付けられない女になった。

2023-12-12 (Tue) 23:40

DIYをしたものの中で、私の部屋に置いていた猫のトイレカバーがある。
私としては気に入っていた。

作った時のブログはこちら

今は材料費の木材も高騰しているので、ゴンとミケとチビのお骨のための仏壇を作るのに、この猫トイレカバーを再利用しようと考えた。

私としては手の込んだ作り方をしたせいか、解体するのに(ビズを抜くのに)かなり時間がかかってしまった。

そして、すべて外し終えた時に、その空間・・・つまりは猫トイレがあった場所が、何もなくなって部屋全体が広くなった。

その広くなった自分の部屋に、戸惑った。
と同時に、撤去するには早すぎたとつくづく後悔してしまった。

心が重いくらいのペットロスなのに、こんなに早く撤去するべきではなかったのだ。

猫トイレは1階と2階に置いてあった。
手作りした爪とぎのカバーも1階に1個、私の部屋に1個、猫部屋に1個と計3個ある。
猫部屋には、キャットタワーもあるし、ゲージも置いてある。

それら一つ一つに思い出が詰まっている。

猫のトイレカバーを分解しただけで、これだけの寂しさがつのるなら、これらはもうそのままにしておくしかないと思った。

私は片付けられない女になった。
そして、私の家には誰も訪問する人はいないのだから、このままでいいのだとも思った。
今、無理に片付ければ私の心は壊れてしまう。
落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かせた。


日曜日に、翌日の可燃ごみの日にのために集積所にゴミを持って行った。
いつもは早く出すのにその日は夕方になった。
すでに出されているゴミの袋はいつも出す時間よりも多かった。
その中の一つにキャットハウスが入っているのが分かった。
いつもは見ないのに、袋に書かれている名前を確かめた。
近所の家外自由飼いの猫を飼っている、一人暮らしの女性のものだった。

心臓がドキドキした。
一瞬、もしかして、パンやファンと同じ黒白八割れのあの猫が亡くなってしまったのだろうか・・・と思った。
いやいや、先日も見かけたばかりだと思ったから、これは、新しいのを買ったから古いのはいらなくて処分したのだろうと、考えを改めた。

そこのお宅では小型犬を飼っていた。
その人が引っ越してきた時は、一目で老犬とわかるようなとぼとぼした歩き方だった。
それでも、彼女とそのワンコと、八割れ猫と一人と2匹で散歩しているのをよく見た。

そのうちにペット用のベビーカーを押して散歩しているのも見た。
だけど、ある日そのベビーカーが庭に出されているのを見た。
ああ・・亡くなったのだなと思った。
それは雨が降っても出されたままで、雨ざらしになっているそれを見るのは、私はつらかったが、いつしか庭から消えた。

ペットのものをいつまでも処分できない人もいれば、思い出すのが辛いから処分してしまう人もいる。
それは人それぞれだから、どちらも正解なのだと思う。

私もいつかは片付ける日が来るだろう。
ただ今はまだ無理だというだけで。

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最終更新日 : 2023-12-12

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