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さくら猫に私の愛は伝わらなかった。

2024-02-13 (Tue) 22:50

1月29日は暖かい日だった。

さくら猫が隣家の庭にいて、日向ぼっこをしていた。
柏手を打って気を向けると私の家の駐車場でゴロンと得意のお腹を見せた。
しばらくさすっていたが、私は家のドアを開けた。
するとすごく自然に家の中に入り、あちこち探索し始めた。

2階への階段を上った時は、この仔はやはり飼い猫だったのだと思った。

そして、私はそっとドアを閉めた。

すると気配で閉じ込められたと察したようで、家中を走り回って出口を探す。
ごめんごめんと謝りながら追いかけて追い込んで、玄関ドアを開けたら、脱兎のごとく逃げて行った。

よその猫だから私の飼い猫にしようなんて気はないが、ただ、家のドアが開いていたら自由に入ってきてほしいだけだったのに。

これはカーテンの陰に隠れた時。

KIMG4604.jpg




昨年の12月の末頃、隣家の相続人夫婦が2日ほど来て片付けていた。
そして話したのだが、来てドアのカギを開けたら猫がいたというのだ。
翌日は車のボンネットに肉球の足跡がたくさんついていて、「やられてしまいましたよ~」と言った。
私もありますけれど、私の車はボロ車だから(たとえ新車でも)何とも思わないけれど、新しい車ならショックですね~と一応言った。
隣家の家の中に入れる隙間があるのだと思う。
隣家のご主人は手作りでサンルームらしきものを部屋につなげて作ってあったから、おそらくそこら辺からだと私は思っているが。
猫は自分の髭の長さと同じ幅の隙間があれば侵入できる。

その時に、タンス4竿、ベッド4個あることを聞いた。
ベッドはその日の気分であちこち寝るところを替えていたのだという。
へえ・・・。
不動産屋さんに、家は空のほうが売れると教えられたらしく、それらをどうしようか悩んでいた。
自分で処分するか業者に頼むか・・。
自分でもできますよね~というから、電動チェーンソー持っているから、貸しますよ。
タンスの解体は簡単だから~と言った。
でもその時は2日間しか予定がなかったらしく、そのままになって帰った。

それから1月の中頃、けたたましい音が隣家から聞こえた。
業者が3人来ていた。
2階にあったタンスやベットは2階から下ろすのではなく、2階の窓を取っ払って、1階に投げていた。
隣家の相続人夫婦は来てなかったから、業者に一任したのだ。
荒ましい音で、外に出て見に行ったら、うるさくてすみませ~んと言われたが、その2階から落とされて破壊されたものの多さにびっくりした。

その時もさくら猫は家の中にいたのだ。
業者さんたちは、外から家の中を見ながら、「怒っている、怒っている」と笑いながら言っていた。

さくら猫が隣家の庭で日向ぼっこをしているのは、自分のテリトリーだと思っているのかもしれない。

そう思ったから、私の家もテリトリーにしていいんだよという気持ちだったのだけれど・・・・。


脱兎のごとく逃げてから数日後・・。
また隣家の庭にいた。
手を叩いて私に気づかせてから、家のドアを開けて待った。

ドアのところまで来たが、ドアを閉められたことがショックだったのか警戒して入ってこない。
そっぽを向いて私を見ようともしない。
しばらくじっとそこにいたが、私が見ているからダメなのかと思ったから、私は玄関のドアを開けっぱなしでその場を離れた。
すると・・・いつの間にかいなくて帰ってしまった。

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私の愛は伝わらなかった・・・。



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最終更新日 : 2024-02-13

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