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「ごめんなさいね。話かけて・・・。」

2018-01-13 (Sat) 23:31

昨日は月に一度の病院の日だった。
3月に心臓の超音波の検査になった。
予約を入れられたが、7時55分までに病院に行かなければならなくて、その検査はいいのだけれど、朝起きられるかな?とそっちが心配になった。


調剤薬局の待合室で、ソファーに腰を掛けて新聞を読んでいた。
すると私の隣に座ったおばあさんが、座るとすぐに「若い人はいいわねえ。新聞が読めて」と言った。
私がきょとんとしていると、新聞を読むと文字が浮いてくるのよと言った。
新聞とか本は読まないそうだ。
それで理解した。
老眼のことを言っているのだと。

私は若くはなくていい年なんですが、老眼にならないんですよ~と言った。
大きなマスクをかけて帽子を被り、目だけしか顔から出していないから、よく私を見れば、しっかり、くっきり、はっきり、目の周りはシワだらけで若さはないとわかると思うが(笑)、裸眼で新聞を見ているだけで若く見られるなんて、なんてラッキーなんだと思った。
もっとも、目が悪いのなら私の顔もはっきり見えてないのかもしれないが。(;´・ω・)


この腰の曲がった相当の年齢だと思われるおばあさんは、病院の待合室でも、隣に座ったマスクをかけた男性に「風邪ですか?」と声をかけていた。
その男性は、正真正銘若い男性。
「風邪だと思います」と返事していた。
おばあさんは、私は7年間風邪をひいてないのよ。と言って、「すごいですね~」なん言われていた。
そして、うがいが大事よ。
うがいは塩水でするのよ。と言った。
塩水でうがいをするって、私が子供ころよく言われていたけれど、おばあちゃんの知恵袋なんだわと思った。
その若い男性とおばあさんの会話を、もっと聞いていたいと思ったが、私のほうが順番が早かった。



調剤薬局の待合室に話が戻るが、そのおばあさんと話をしていたら、私の名前が呼ばれたので立ち上がった。
そのときに、おばあさんが小さな声で言った。
「ごめんなさいね。話しかけて・・・」
いやいや、とんでもないです~と私は言った。
そして会計を済ませて、終わりましたのでお先に~とそのおばあさんに頭を下げて出てきた。


私も、病院で話しかけられた若い男性も、きちんとそのおばあさんに応対していたと思う。
嫌がるそぶりは見せなかったはずだ。
嫌ではなかったのだから。
「ごめんなさいね。話しかけて・・・」というその言葉に、私の心に何とも表現できない複雑な感情がでた。
にっこり笑って、少しの時間でもお話しできてうれしかったですと言えばよかったかな。



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最終更新日 : 2018-01-14

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