時を束ねて リボンをかけて

2018-10-01 (Mon) 23:45

一人暮らしですもの。

2年前の2月。
大腸の内視鏡検査を、個人病院で受けた。
なぜ受けたかというと血便が出たからだ。
その時にポリープが見つかって、一部分を病理検査にかけると、良性だが成長するポリープということだった。
(正式名は忘れた)
大きくなると腹を切らなきゃいけなくなるから、今のうちに取ったほうがいいと先生にも看護師さんたちにもさんざん言われ、大きな病院に紹介状を書いてもらった。
大きな病院の先生の見解は、今すぐ取らなきゃならないかというと微妙だが、だからといって1年も2年も放っておいてはダメだよと言われていた。
そこは、前日に入院、ポリープを取ったその日も入院、つまり2泊の入院ということで、だが、混んでいて手術は6月と言われ、一応予約は入れた。
しかし私は3月には今の家に引っ越すことに契約も済ませて、引っ越したのは5月だ。
あの時期はバタバタしていて、結局予約を取り消した。


そして引っ越したが、1年も2年も放っていてはダメだと言われていたのに、放っておいた。
いよいよ、とっくに2年も過ぎて3年目になろうとしているところで腰を上げた。
近所の現在通っているクリニックの先生に事情を話し、紹介状を書いてもらった。

先日大きな病院に行き、詳しく事情を話したが、取れるものならその場で取るけれど、取れなかったら後日入院と言われ、今日が検査日だった。

28日から消化のいい食事をするように説明され、今朝6時起きして、下剤を飲んだ。

検査を受けたが、新たにポリープは2個小さいのがみつかった。
これは取りませんと言われた。
取るほどのことではないという判断なのだろう。
そして成長するポリープは見つかったのか見つからないのか分からないが、取ったとは言われなかったから、取らなかったのかもしれない。
ガンはありますかと聞いたのに、今見ていますと冷たい。
そもそも、私もモニター画面を見たいのに、位置的に見れなかった。
一緒に見ながら説明してもらいたかったが、この病院は何しろ大きな病院である。
この検査をする待合室だけでたくさんの人がいる。
だから、検査終了後に、説明は次回の予約日に話しますで終わった。
長い間、このポリープが気になっていたが、医師というのはそれぞれに考え方が違うのかもしれない。
入院させずその場で取るという方法は気に入ったが、住んでいるところが違えば方法も違うものだ。

詳しい説明はされてないけれど、たぶん大きな私の取り越し苦労で終わりそうだ。
そう願いたい。

検査室の前の準備室で、検査する先生は違うのだが、一緒に名前を呼ばれた女性がいる。
ちょっとの時間、言葉を交わした。
どちらから?と言うような簡単な会話。
前にもこの病院で検査したことがあると言っていた。
一人で来たと言ったら、驚かれた。
私、一人暮しなんですよ~と言ったのだけれど、その人は旦那さんが付き添いで来ている。
驚かれることなのだろうか?
一人で暮らしていたら、これが普通だと思うけれど。
一人暮らしだもの、このくらいで他人は頼れません。

帰りは十分に休んでから運転したほうがいいですよと労わられた。
確かに検査後は、何も食べてないからふらふらするし、吐くものはないのに吐き気はするし、めまいもした。
この検査はやたら体力を使う。
待合室で1時間ぐらい休みたかったが、混んでいるのが嫌でさっさと帰ってきた。

終わったことの喜びのほうが大きくて、家に着いてから一気に食欲がでて爆食いでした。



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Last Modified : 2018-10-01
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