時を束ねて リボンをかけて

2018-10-14 (Sun) 23:39

ご近所さんの顔が覚えられない。

家の周りは畑ばかりなのだが、連なってまとまっているわけではないがこの小さな集落に14世帯が住んでいる。
そのうち、顔を知っている人は隣も含めて4人だけである。
あとは顔は知らない。
引越してきたときに挨拶回りはしたが、覚えていない。
私は他人の顔を覚えられないのだ。
だから近所の人とスーパーで会ったとしても、まず分からない。

家の前は農道だけど、近所の人たちの車が通るし、散歩をする人も多い。

前にガス会社の担当者と庭で話していたら、犬を連れた男性が通って、担当者が挨拶していた。
「こっちのほうまで散歩に来るんですか~」
通り過ぎた後に聞くと、ここからかなり家が離れている人だということだった。
私からすれば、どの人がご近所なのかそうでないのかさっぱりわからない。
散歩中の人にはとりあえず挨拶はするし、話しかけられれば会話はする。
だけどどこに住んでいる人かまではわからない。
そして会話を交わしたくせに、その人の顔は覚えていない。
とにかく、顔を覚えるというのが苦手で、他人に興味がないということもあるけれど、これは病気ではないかと思うほどだ。


先日のこと。
ピンポンを鳴らされて、どちらさまでしょうか?と聞くと○○ですぅ~という答え。
○○さんって誰?と思って、ドアを開けると、70代と思われる女性がニコニコして立っていて、いきなり「今度いいところがあるから一緒に行かない?」というのである。
このなれなれしい言い方は、ご近所さんなのだろうか?
私を知っている?
全く記憶にないし、初めて見る人だ。
A4版ほどの印刷物を見せてきた。
それをちらりと見ると、×××の集いというような感じで、場所が市内ではなく、2時間ほどかかるような都市である。
日付はだいぶ先である。
ちょっと何を言っているのか分からない状態。(笑)
行けないですと断ると、忙しいのぉ~と、あくまでもなれなれしい。

だからあんたどこの誰だと言いたくなった。

忙しいとか忙しくない以前の問題で、どうして誘われるのかが分かりませんが・・・・と言った。
そして行く気はないです!とキッパリ言うと、じゃあ、これ置いていっていい?と小さい小冊子を見せた。
それで分かった。
有名な宗教である。

それが分かってやっと私の本来の姿を見せることができた。
「いや、置いていかないでください。興味は全くないですから。
そういうことなら、もう来ないでください。」
冷ややかに言った。

もしかしたら・・・新しい勧誘のパターン?
なれなれしい、いかにも親しい人に話すような誘いは。

どこにどういう宗教に入っている人がいるのか、さっぱりわからないから、これもまた面倒くさい。



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Last Modified : 2018-10-15
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