時を束ねて　リボンをかけて

オイル交換の時期だった。
昨年の12月に車検を頼んだところで、ドアを開けるところに次回オイル交換とエレメント交換時期の走行距離のシールが貼ってくれていたので気がついた。

オイル交換もその整備工場にお願いすることにしたのだが、もう私の顔も忘れているだろうから、直接行くのはためらいがあった。
そもそもガス会社の担当者に紹介してもらったところだから、彼に頼んで一応予約を入れてもらうことにした。

「昨年の12月に車検だったから、もう私の顔は覚えてないだろうから、直接行きづらいので、予約入れてほしいの。」
と電話をかけて言うと、
「忘れてないですよ。覚えていますよ～。
旦那さんは覚えてないかもしれないけれど、奥さんは覚えてますって！」とキッパリ！！

「そうだよね。この美しい顔を覚えてないはずないわよね。」
と言うと、ガハハハハハ～と大笑いされた。
そして「そう。その美しい顔を覚えてますよ～」と言ってから、またガハハハハハ～と大笑いされた。

こういう冗談が通じてノリのいいところが楽。(笑）

「私は極度の人見知りだから、直接ふらっと入って頼むなんてことができないのよ」と言うと、「どの口が言っているんですか～」と言われてしまったが予約をいれてもらった。

で、行ってきたのだが、見事に忘れられていた。(笑）
車検の時に2度行っているのに、場所分かりましたか～と奥さんに聞かれたから。

家族経営の小さな整備工場で、一見普通の家の門構えで、外に看板は出てないし、門を入っていくと事務所と工場がある。
気さくな奥さんで、待つ間、人見知りの私がペラペラと世間話
話していて、このくらい、人当たりのいい人になりたいものだと思った。
ガス会社の担当者がおすすめの感じのいい奥さんである。

車検の時も安かったけれど、オイル交換も2000円だった。
スタンドだったら最低3000円はすると思う。


さて、タンスのその後。
引き出しの一番下の部分を外すのに、かなり時間を使い、疲れ果てた。



ノコギリが切れなかった。
ノコギリって使い捨てなのだろうか？
両脇と真ん中にがっちり、硬い板をかませてあって、真ん中の部分だけはなんとか切ったが、両脇は切れなかった。



太い釘も打たれていて、ちゃちな作りだと思っていたのに、こんなに手こずるとは思わなかった。
これは長期戦になりそう。


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