時を束ねて リボンをかけて

2019-05-14 (Tue) 23:11

真逆の二人。

昨日友達が来た。
4時間かかる。
それを3時間にするために、1時間分こちらから、途中の駅に迎えに出た。
改札を出てきた彼女に手を挙げて合図を送る。
開口一番私が耳もとで言った。
「何が悔しくて、そこまで太るのよ」
とたん、アハハ~と笑い出した。
前回会った時も、かなり太ったと思ったが、さらに太った。
身長が私より12センチ低いくせに、体重は私より22キロも多くなっていた。


ところがである。
駅の近くでランチをすることにしたが、どこの店も高い。
たかだかランチに一人2000円なんてもったいない。
それならば、コンビニのおにぎりにしようと意見が一致。
海を見ながら食べようということで、海を目指す。
海を見ながら車の中でおにぎりを食べた。
それから海岸通りの階段や傾斜のある道をおしゃべりしながら散歩したが、途中で私のほうが息切れしてきた。
彼女は、毎日ジョギングしているから、体に脂肪も付けたが、体力も付けていた。

家に来てから、早々とお風呂に入り、布団を敷いて寝るだけにして、夕食は6時から。
たいしたものは作らない。
おもてなしはしない。
冷凍しておいた手作りのハンバーグをチンして、レタスとトマトとホウレンソウのバター炒めにコーンを添えた。
ごはんは2合炊き、干ぴょう、卵焼き、紅ショウガを入れて海苔巻きにした。
冷ややっことしめじの味噌汁。
彼女が持参したビールで乾杯。

SN3U0363.jpg



しまいには寝転んで、ああでもないこうでもないとおしゃべりしまくり、そろそろ寝ようかとなったのが0時半過ぎ。
6時間以上も積もる話で、盛り上がった。

彼女とはおなじB型同士だが、真逆の生活パターン。
私は家にいるのが好きだし、人間嫌いだし、社交性はゼロ。
彼女は出好きで、社交性があって積極性もあって、世話好き。
仕事は山積みで、書類に埋もれながら、自身のコンサート活動は昨年終わったが、依頼を受けて他の人のコンサートに出演するため高名な先生に個人レッスンを受けている。
しょっちゅう上京したり地方に出かけたり、そういう生活をしている。

若いときからおばちゃんになった今まで、お互いがお互いの生き方をリスペクトしながら、友情は続いてきた。
お互いに他人には理解してもらえそうもない、苦労や悲しみを分かち合ってきた。
死ぬまで人生は続くのだから、これからも友情は続く。

朝食後、「電車の中でお昼に食べられるように、おにぎり握ろうか?」と聞いたら、「ごはん1合におにぎり2個」と言われた。
昨日は2合炊いたけれど、海苔巻きだから気がついたら食べきっていた。
彼女はおにぎりは1合に2個というのが決まりだそうで、「だからデブになるんだよ」と言ったけれど、それが普通だと言われて笑った。
具はゴマ昆布にして2個握り、ペットボトルのお茶も付けた。
嵐のように来て、サッと帰って行った。
観光地でもないこの田舎町におしゃべりをするためだけに、4時間かけてくるその体力がいつまでも続きますように。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ ささやかな暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 猫ブログ 猫と一人暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ありのままの自分へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

Last Modified : 2019-05-14
[serene_resp3c] Designed by *Essence