時を束ねて　リボンをかけて

夏の間は猫たちの首輪は外している。
見るからに暑そうだし、実際暑いのではないかと思って。
だけど、このところ、朝晩ぐっと冷えてきたので、首輪をすることにした。
ダ〇ソーで売っている、ワンコ用のリードで2本分作れる。
これが柄は田舎くさいものが多いのだが、丈夫なのだ。


世界野球の今日は決勝。
昨日は乱打戦だったが、今日はしびれるような緊張感のある試合で、日本は韓国を下して世界一になった。
いつだったか、かなり前の国際試合の日韓戦で、日本が韓国に負けたときに、マウンドに韓国の国旗を立てた韓国の選手がいた。
あの屈辱的なシーンは今でもはっきり覚えていて、だから、日韓戦は私も力が入る。
「宿敵」なんて言葉がよく聞かれるのも、日韓戦くらいなもの。
勝ててよかった。
稲葉監督の涙にもらい泣き。

しかし、韓国も強かった。
いい選手がたくさんいる。
イチローが大好きで51番の背番号をつけている韓国の選手も昨日見たけれど、いろいろな意味で日韓戦はどんなスポーツでも白熱するからみている分には面白い。

とはいえ、野球はテレビ画面をじっと観てなくても、解説で試合内容がわかるので、手があくのだ。
だから、耳はテレビ中継の音を聞いて、重要な場面は顔を画面に向けて、合間合間に手は首輪を作っているということになる。
これができるのは野球の試合だけ。

このリードの紐が厚地で縫いにくいから、手に力が入って、また右手の親指がいたくなってしまったが、何とかできた。




やはり首輪をしているほうが可愛い。






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