時を束ねて リボンをかけて

2019-12-14 (Sat) 23:24

友よ。私は応援してる。

クリスチャンの友達からクリスマスカードが届いた。

PAP_0968.jpg

毎年届く。
今回は、カードの他に、いのちのことば社のメモ帳と、通っている教会員にあてた短文も同封されていた。
私はクリスチャンではないし、聖書も理解できないが、私に読ませたいというよりも、こういう文を書いたから、読んでみてねということなのだろう。
決意表明みたいなものだ。
私宛にではなく。

彼女は大学生の時に、洗礼を受けているから信仰歴は長い。
「私は今年でクリスチャンになって40年を迎えました」という書き出しで、その間に結婚、出産、家業倒産、一家離散、離婚、再就職、娘の不登校、自分の精神の病い、乳がん、そして定年退職。
と一通りの人生経験が与えられた・・・と続く。
それらはすべて私は知っていることだから、読んで驚くということはない。


彼女は来春、長い間考えていたことを実行するために、上京して専門学校に入学する。
資格を取って、第2の人生を歩もうとしている。
10年くらい前から私は聞かされていたことだ。
それが彼女の夢ならば、その夢の実現を応援するだけだ。

人生は長いようで短い。
自分の思っていたことを、実行できる機会ができたのなら、それに向かっていけばいいだけ。
年齢は関係ない。
私は、応援できる。
勉強嫌い、今更成長しなくていい・・なんて正反対の性格の、ぐうたらな私だからこそ、私のできないことに向かう彼女を応援できるのだ。

しかし、彼女の行動を理解できない人のほうが多いのだ。
私なら、理解できない人に理解してもらいたいとは思わないと割り切れるのだが、彼女は違う。
特に長い間、一緒に教会に通っていた人たちには、自分の思いを理解してもらいたいのだろう。
そういう決断を応援してくれる仲間であるはずだが、これがなかなか難しい。

この文章を読んで、どれだけの人が理解できるのか・・・。
どうか、気持ちよく送り出してくれますように。


人はその人の人生の邪魔をしてはいけない。
その人の決めた道が、苦労や苦難があるとしても、その覚悟で進もうとしているのだから。



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Last Modified : 2019-12-15
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