時を束ねて リボンをかけて

2019-12-18 (Wed) 23:18

カンの認知症がひどくなった。

ネットで調べると完全室内飼いの猫の平均寿命は16.40歳だそうだ。
15歳の猫の50%に認知機能の低下がみられるということだ。

この頃、カンちゃんの鳴き声がひどくなっている。
カンは17歳。
認知症がひどくなったという感じだ。
昨日は夜、ずっと1階で鳴いていた。
鳴いているというより叫んでいる。
そのたびに、1階に降りて行って、どうしたどうしたとなだめる。
1階は暖房も入れてないのに、困ったものだ。
2階にいるときはおとなしく寝ているのに。

カンはだいぶ痩せてきて、もしかしたら、18歳のミケよりも早く逝くかもしれない。

そういうことを考えていたからか、朝方夢を見た。
普段から夢はよく見るほうだが、ほとんど覚えていない。
それなのに今朝の夢は、なんだか鮮明に覚ていた。
4匹のうち、カンがいなくて、カンがいないと私が焦って探し出す。
すると、廊下があり木の枠のガラス戸があって空いている。
どうして空いてるの~と、見るとそこは庭でたくさんの猫がいた。
その中でカンカンと叫びながら、私が1匹ずつ抱き上げて違う違うと探している。
そうすると家の中にも猫がたくさんいて、うちの猫4匹の中にカンがいて、いたんじゃないの~・・という夢。

あの家はどこだろう?
あの庭はどこだろう?
まったく見覚えがない古家。
突然、記憶にもない家が出てくることに驚いた。
とんでもない夢だった。

そして気が付いた。
一人で老いて暮らしていくことよりも、一人で逝く自分のことよりも、私は猫たちがいなくなることが、今の最も強い恐怖なのだということに。

こういう2匹が少しでも長く見られますように。

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Last Modified : 2019-12-19
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