引越してきてから1度も会ってなくて、今は電話やメールだけになってしまったが、2月に男友達から電話があった。
私は友達も男女にかかわらず、引っ越しを機会に断捨離したが、この男友達は笑いのツボが感覚的に会うので大切な友達である。
何しろ昨年102歳で亡くなった、彼のお母さんの私は大ファンなのだ。
昨年の台風の水害で、家の修理の補助が、市なのか県なのか国からなのか、(聞いたが忘れた)66万の見積りで申請して59万が認可されたと言っていた。
お母さんの新盆が今年あるので、床はフローリングにするつもりだったが、畳にすることにした。
知り合いの大工さんに頼んであるが、31番目。
つまりは工務店は今も忙しい。
知り合いだから、優先してくれるかというとそうではなくて、新規のお客が先。
新規のお客を逃すと、他の工務店を探される。
古い知り合いは、遅れても文句は言わない・・ということらしい。
で、新盆までに仕上げてくれればいいと言ってあるとのこと。
近所では修繕を諦めて解体し、アパートに移ったり、子供のところに行ったりと人が減ったそうだ。
水害がこんなにひどいとは思わなかったと。
そんな話をしながら、お姉さんたちは元気なの?と聞いた。
すると、
「葬式の時、姉さんたち何て言ったと思う?
葬式代、黒字だったら香典返せよと言ったんだよ~」
それを聞いて爆笑してしまった。
普通なら、ずいぶんひどいこと言うのねとなるかもしれないが、私には受けに受けた。
彼も怒っているといういい方ではなくて、笑いながらだ。
「100万の赤字だ!!」と言い返したらしい。
アハハ~さすが、あのお母さんの子供たちだ。
お姉さんは3人いる。
4人とも今は配偶者はいない。
だから、元々の幼いころから上3人の姉たちに頭を押さえられていた時の状態が、現在もそのまま続いているのだ。
配偶者がいない分、気兼ねなく言いたいことが言えるから本音で話せる。
聞いていると面白くてしょうがない。
そして、私のように兄弟は多かったのに、みんな早世で一人残されたものから見ると、うらやましくてしょうがない。
お母さんには郵便局に生命保険があった。
それが、もうとっくに払い終わっていて、預けっぱなしにしておいたもの。
なにしろ、102歳で亡くなっているから、50年くらい前のものだと思うが、せいぜい50万くらいだろうと思っていたら、95万下りたそうだ。
それで葬式代100万の赤字が解消されたと、笑いながら言っていた。
1番上のお姉さんの旦那さんはDVがひどかったらしいが最後まで添い遂げた。
2番目のお姉さんの旦那さんは事故死。
3番目のお姉さんの旦那さんは、よその女性が持って行った。
彼の言い方によるとそういうことらしい。
そして、彼の奥さんは、病気だった。
前から延命治療は絶対にしないでほしい。
意識が亡くなったら人工呼吸器は外してほしいと言われていた。
だから、その人工呼吸器の決断は彼がその通りの願いを叶えたのだ。
その時の葛藤は、その人でなきゃ分からないが、聞かされた時は胸が痛くなった。
心にいろいろな悲しみを持ちながらも、そうして残された者たちはなんだかんだと言っても仲がいいのだ。
「金がないなら、新盆に来なくていいぞ」と言ったらしい。
それでも、来るだろうよ~と言ったら、「来てもなあ・・酒食らっているだけだからなあ~」
そこで私はまた、アハハ~と笑ったのだ。
私の尊敬している彼のお母さんもユニークな人だったから、天国で笑っているかもしれない。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
私は友達も男女にかかわらず、引っ越しを機会に断捨離したが、この男友達は笑いのツボが感覚的に会うので大切な友達である。
何しろ昨年102歳で亡くなった、彼のお母さんの私は大ファンなのだ。
昨年の台風の水害で、家の修理の補助が、市なのか県なのか国からなのか、(聞いたが忘れた)66万の見積りで申請して59万が認可されたと言っていた。
お母さんの新盆が今年あるので、床はフローリングにするつもりだったが、畳にすることにした。
知り合いの大工さんに頼んであるが、31番目。
つまりは工務店は今も忙しい。
知り合いだから、優先してくれるかというとそうではなくて、新規のお客が先。
新規のお客を逃すと、他の工務店を探される。
古い知り合いは、遅れても文句は言わない・・ということらしい。
で、新盆までに仕上げてくれればいいと言ってあるとのこと。
近所では修繕を諦めて解体し、アパートに移ったり、子供のところに行ったりと人が減ったそうだ。
水害がこんなにひどいとは思わなかったと。
そんな話をしながら、お姉さんたちは元気なの?と聞いた。
すると、
「葬式の時、姉さんたち何て言ったと思う?
葬式代、黒字だったら香典返せよと言ったんだよ~」
それを聞いて爆笑してしまった。
普通なら、ずいぶんひどいこと言うのねとなるかもしれないが、私には受けに受けた。
彼も怒っているといういい方ではなくて、笑いながらだ。
「100万の赤字だ!!」と言い返したらしい。
アハハ~さすが、あのお母さんの子供たちだ。
お姉さんは3人いる。
4人とも今は配偶者はいない。
だから、元々の幼いころから上3人の姉たちに頭を押さえられていた時の状態が、現在もそのまま続いているのだ。
配偶者がいない分、気兼ねなく言いたいことが言えるから本音で話せる。
聞いていると面白くてしょうがない。
そして、私のように兄弟は多かったのに、みんな早世で一人残されたものから見ると、うらやましくてしょうがない。
お母さんには郵便局に生命保険があった。
それが、もうとっくに払い終わっていて、預けっぱなしにしておいたもの。
なにしろ、102歳で亡くなっているから、50年くらい前のものだと思うが、せいぜい50万くらいだろうと思っていたら、95万下りたそうだ。
それで葬式代100万の赤字が解消されたと、笑いながら言っていた。
1番上のお姉さんの旦那さんはDVがひどかったらしいが最後まで添い遂げた。
2番目のお姉さんの旦那さんは事故死。
3番目のお姉さんの旦那さんは、よその女性が持って行った。
彼の言い方によるとそういうことらしい。
そして、彼の奥さんは、病気だった。
前から延命治療は絶対にしないでほしい。
意識が亡くなったら人工呼吸器は外してほしいと言われていた。
だから、その人工呼吸器の決断は彼がその通りの願いを叶えたのだ。
その時の葛藤は、その人でなきゃ分からないが、聞かされた時は胸が痛くなった。
心にいろいろな悲しみを持ちながらも、そうして残された者たちはなんだかんだと言っても仲がいいのだ。
「金がないなら、新盆に来なくていいぞ」と言ったらしい。
それでも、来るだろうよ~と言ったら、「来てもなあ・・酒食らっているだけだからなあ~」
そこで私はまた、アハハ~と笑ったのだ。
私の尊敬している彼のお母さんもユニークな人だったから、天国で笑っているかもしれない。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
スポンサーリンク
Last Modified : 2020-03-03