時を束ねて リボンをかけて

2020-03-07 (Sat) 23:21

私は「豚もおだてりゃ木に登る」タイプではあるが・・。

前に住んでいたところの友達から、電話があった時のことは、前に書いた。
その時に、私の車が当て逃げされたことを話したのだ。
修理費が9万もかかるから直すのを諦めたことを。

すると、
まずタイヤを外す。
そうするとカバーがビス止めされているから、ビスを外してカバーをとると、凹んだ部分が見える。
それを金槌ではなく、柔らかいハンマーでコツコツと少しずつ慎重に叩いていけば、凹んだ部分は元に戻る。
(もっと詳しく説明されたが)

簡単だから、やってみな・・と言われたのだ。

ええっ!!!
できるわけがない。と言ったのだが、できると言われた。
普通のおばちゃんならできないが、私ならできると。(笑)

そう言われたときは、タイヤを外すのは得意だしできるかな?と思った。
一瞬、やってみるか~!!!と思った。
しかしやらない。


私は確かに「豚もおだてりゃ木に登る」タイプではある。
しかし、それは昔で、今の私は、木の登ってもすぐに落ちる。

引越してから1度も会ってないから、電話で話す私は相変わらずのがらっぱちだし、年は取っても前とそれほど変わっていないと思っているのかもしれない。
ハツラツと働いて、きびきびしていたころの私はどこにもいない。
今の私は、社会に貢献してないただの怠け者で、前のようにおだてられても木に登らない豚になった。


彼はいろいろなことに詳しい。
人脈もあるし、異業種の人との交流もあるから、車のことにも詳しいのだ。
自分で車を潰してもいる。
あれは、奥さんを亡くして1年も過ぎてなかった。
ガードレールにぶつけて、自爆した。
人のいないところだったから、他人を傷つけていない。
自分も奇跡的に無傷だった。
ドイツ車は再起不能で解体処分。
「どうして・・・?」と聞いても、「わからない」とだけ。
居眠りだったのか、よそ見していたのか、はたまた死にたかったのか・・・。
わからないのであれば、聞いてもしょうがないから、それ以上は聞かなかった。
聞かなきゃわからないことはある。
だけど、聞けば傷つけることもある。
聞かれたくないという雰囲気を感じ取るのも、優しさである。
(おおっと、偉そうなことを言ってしまった。笑)


今日電話が来て、直したの?と聞かれた。
やらない。
凹みは慣れた。
慣れたら気にならなくなったと話したのだ。


それから、1時間以上もバカ話。
1時間以上の3分の1は爆笑していた。
それをいちいちブログに書けば、1週間くらい分のブログネタができる。
書かないけれど。
ジジイとオババが、しょうもないことで爆笑しあっている。
笑いのツボが同じだから。
年をとったら、箸が転げてもおかしいと思う年に逆戻りした。


電話を切るときに、今日はたくさん笑ったから、免疫力がUPしたと私が言った。

考えてみれば、ありがたい存在の友達である。



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Last Modified : 2020-03-07
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