時を束ねて　リボンをかけて

田舎に住んでいると、ホント周りはのどかだ。
農作業をしている人や、散歩をしている人など、普段と何も変わらない風景である。

一か月おきに、薬だけ、診察と交互に近くの医院に通っている。
1月は薬だけ。
2月は診察だったのだが、こういう時期なので今月も薬だけにしてくださいと電話で了解を得て、薬だけの処方にしてもらった。
そして、今日。
先月よりも、今月のほうがコロナの状況はひどくなっている。
さすがに3か月も続けて診察無しはまずいかと思って、行ってきた。

ネットでの予約も、一番最後になるように時間を考えて予約を入れたつもりだったが、同じように考えた人は多かったとみえて、私の後ろに10人もいた。
普通なら、自分の番号の5番前くらいに家を出れば、病院に着いた時はすぐ自分の番になるのだが、今日は40分も待合室で待つ羽目になった。
普段なら、検温をさせられることはないのだが、今日は最初に検温。

診察室の前にはいつも5人くらい名前を呼ばれて椅子に座って待っているのだが、今日は2人ずつ。
長椅子に、離れて座らされる。
待合室でも、離れて座るように指示される。

ピリピリ感が伝わる。

だけど先生とは今年になって初めて会ったのだが、相変わらず明るい。
おしゃべりだし、誠実だ。

ガンになると言われた大腸ポリープの再検査をしなくてはいけないのだが、また紹介状を書いてもらわなければならない。
どうしますか？と聞かれたが、このコロナ騒動が終わってからにします。と言った。
私の住んでいる市には感染者は出ていないが、これがいつどこで、オーバーシュートが起きるかわからない状況だから、病院には行きたくないというのが本音。
家に引きこもっているのは苦にならないから、今日も来たくなかったと正直に話した。
これは笑いながら言ったのだけれど、本心。(-_-;)
来月は薬だけだけれど、コロナが治まってなかったら、その次の月も薬の処方箋だけでいいですよと先生から言ってもらえた。

そして、市の集団健康検診が来月ある。
予約したときは、コロナ騒動がなかったときだから4月でいいと思ったが、すでに検便の容器や問診票が送られてきている。
先生に、どう思います？と聞いた。
まさに、密閉した空間に大勢の人が集まるという状態だからねえ・・・。
キャンセルしても、同じような検査はできるから大丈夫ですよと言われた。
その市からの検診の案内には、中止になるか延期になる場合もあるという文書は同封されていたが、まあ、延期になると思っている。


友達が長年の夢の実現のために、試験に受かり4月から上京して学校に入るのに、張り切っていただけに東京が心配。
こんなことではくじけない彼女だから、乗り切るだろう。
東京は大丈夫だろうか？



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