動物番組では、唯一「志村どうぶつ園」を観ていただけに、今日はショックだった。
コロナウィルスの感染が判明してから、わずか1週間での訃報。
具合が悪くなってからでも、2週間しか過ぎてない。
どれだけ恐ろしい病気なのかと思わざる得ない。
志村けんさんの訃報には、驚きとショックとそしてこのウィルスの怖さを私に植え付けた。
世界にはどれだけの優秀な学者がいても治療方法も見つからず特効薬もなく、未知のウィルス。
おそらくできうる限りの治療を受けたとしても、助からなかったという事実。
ご冥福をお祈りいたします。
いろいろなサークルに参加している人や習い事をしている人や、出かけるのが好きな人は、一人で過ごすということが苦痛なのだろうか?
そういう行事が中止になると、暇を持て余してしまうのだろうか?
不要不急の外出は控えてという要望にストレスを抱えてしまう人は多いのだろうか?
そういう人は、くだらないことでも笑える、会わなくても電話で長時間おしゃべりできる友達を持ったほうがいい。
一人遊びの楽しみを、たくさん持つことを考えたほうがいいと私は思う。
私の母は寝たきりになったけれど、亡くなる3か月前まで自宅で映画を観ていた。
それもサスペンスで、字幕。
映画は字幕でなければダメという人だったから、すぐ近所にあったレンタルビデオ店で、私が面白いと思った映画を借りてきて見せていた。
最後の入院になった病院で、看護師さんが寝間着を着替えさせるときに、「手をあげてねぇ・・ホールドアップ!」と言ったら、母はすかさず「ギブアップ」と言って手をあげた。
そのことをその日仕事を終えて病院に行った私を、その看護師さんが待ち構えていて、廊下で「お母さん、素敵な人よ~」と言って教えてくれた。
母のそのくらいのジョークは私には普通だと思ったが、えらくそのやり取りが看護師さんに受けたのだ。
私はこの話を何度もブログに書いているが、時々それを今でも思い出す。
おそらく、最後の入院になって、助からないとわかっていても、ジョークを飛ばせる母のようになりたいと強く思っているからだ。
父も母も、人とつるむのが嫌いな人だった。
私は兄弟の中で一番両親のそういうところを受けついだ。
ひとりで面白いと思えることを持つことは、今回の家にいて!という要望に応えられる手段になる。

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Last Modified : 2020-03-31