時を束ねて リボンをかけて

2020-05-05 (Tue) 23:20

「365日のシンプルライフ」

「365日のシンプルライフ」
Amazonプライムで観た。

退屈な映画だった。
が、面白かった。

ヘルシンキの26歳の青年が恋人と別れたことをきっかけに、モノにあふれた生活を見直す。
確かに部屋も広いのだが26歳の青年の部屋にしてはモノが多すぎると思う。
レンタル倉庫に部屋のものすべてを預け、1日1個必要なものを持ち帰る。
それを365日、1年続ける。
その1年の間、モノは買わない。
ドキュメンタリー。

モノにあふれていた部屋は何もなくなり、その青年も素っ裸。
そこから拾った新聞紙で前と後ろを隠しながら、雪の降る中、深夜レンタル倉庫に向かう。
1日目、最初に持って来たモノはコート。
布団さえないがらんとした部屋に、そのコートにくるまれて眠る。

1日1個が10日分とかで1日に持ち帰るものが10個とかに変わったりするが、365個のモノを持ってくる。

「女性と接するときには、役に立つ男の振りをしてきた。あらゆるものを持っていて、なんでもできるぞ」とモノをあることで背伸びしてきたようだ。
まあ・・若者にありがちなのかもしれないが。

だんだんと心情に変化が表れてくる。

彼の祖母ががいい味を出している。
この祖母が出てくるか出てこないかで、全然違う映画になってしまうくらいだ。
祖母が言う。
「持っているモノの多さで幸せは計れない。人生はモノでできていない」

終盤には恋人もできるのだが、1年後、やはり私から見るとモノにあふれている部屋になっているが、レンタル倉庫にはまだまだ預けたモノがたくさん残っていた。

ところで、この映画で知ったが、フィンランドは赤ちゃんができると国から「赤ちゃんセット」なるものが支給されるのだ。
セット内容は57品。
国から支給されるものなら品質には問題ないだろうが、私だったらその分のお金のほうがいいかも。(笑)




今日のカン。

私が庭で草取りをしていて戻ると、1階にはいなかった。
和室の押し入れは風を通すために、開けっ放しにしてあるので、もぐりこんだと思ったがいない。
もしかして‥と思って2階に上がると、猫部屋にいた。

IMG_1365.jpg

階段を上がる力は残っていたようだ。
しばらくするとミケも一緒。

IMG_1370.jpg


しかし、食事の時間になっても、カンは動かず。
これがやはりいつものカンではない。
食事の時は先頭だったから。

カンが1匹の時に、パウチを与えた。
しばらく見ていると、よろよろと立ち上がり、部屋の隅にあるトイレでおしっこ。
ニャンとも清潔トイレだから、済んだ後、下に敷いているシートを確認。
黄色いおしっこだったからほっとした。
それからまたよろよろと私の部屋へ。
ベットに上がれないかと思ったが上がった。
4匹がそろった。

IMG_1372.jpg


やはり具合は悪そうで、私が自分の机で食事をしている時には、足元にミケとカンは必ず来るのだが、ミケだけだった。
カンは動かず。
猫たちを見るときに息をしてないのではないかと思って、猫を見ることはないのだが、カンに関しては何度も確認する。
それでも私の部屋にいてくれるだけで、嬉しい。



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Last Modified : 2020-05-05
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