時を束ねて　リボンをかけて

庭にいて、ペチュニアの終わった花を切りそろえている時間が好きだ。
かなり大きく広がってきて、元々好きな紫色がたくさんあると嬉しい。
庭にいたときに、ガス会社の担当者がきた。
２ｍ位離れての世間話。
もちろんお互いマスクはしている。

お出かけが好きな人とか、いろいろなサークルに入っている人は大変だろうねえ・・という話になった。
小さな温泉施設があるのだが、そこが休館になっているので、それがだいぶ堪えている人が多いらしい。
確かに、浸かったり出たりペチャクチャおしゃべりして長居をしている人が多いから、そういう社交場がなくなると、この娯楽のない地域はさすがに堪えるのだろうと思う。
市のサークルも活動は休止しているようだし、そうなると、私のような年がら年中ステイホームの人間は強いよと言った。
もともと引きこもりだから、毎日の生活は全く変わらないからねえ・・私は。

お客さんで、ものすごく仲のいい夫婦だなあ・・・と思っていたところの奥さんが「毎日毎日旦那の顔を見ているのが、嫌でしょうがない、苦痛だ」と言ったので、びっくりしたんですよ～と言っていた。
出歩くところがなくなって、家にいて顔を突き合わせても楽しいわ～という夫婦が、彼の理想なのかもしれないが、現実はそんなに甘くないんだよと言った。(笑）
結局、一人遊びができるということが大事なんだよね。
これをしていれば退屈しないというものを持っていることが大事よ。
で、プライムビデオだねという話が結論。(笑）

カンのことを話して、だからよけい出かける気にならないのだと言った。
彼は実家が猫の多頭飼いの家だったのだが、その中で３匹を特にかわいがっていて、だけど、どの仔も自分は最期は看取れなかったんですよ～。
だから看取ってくださいねと言われた。


カンは今のところ昨日と同じで、トイレができなくなくなったら１階の和室に移すつもりだけれど、今日はミケが何度もカンの顔を舐めていて、まだ引き離すのはかわいそうかな‥という状態です。



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