時を束ねて リボンをかけて

2020-05-19 (Tue) 23:39

「花子と先生の18年~人生を変えた犬~」

録画しておいた、ザ・ノンフィクション。
5月10日に放映された「花子と先生の18年~人生を変えた犬~」前編と17日に放映された後編を、続けて観た。
獣医学生だったころ、保健所から引き取った花子という名の犬と太田快作という一人の獣医師との話。
こういう獣医師が存在していることに、動物愛護の希望を感じた。

ソフィアを飼い始めたときから、捨て犬や捨て猫に理解でき愛情をそそげてこそ獣医師だろうという思いは、私には常にあったけれど、ここまでの先生は今の世の中、むしろ珍しい。

この先生は、動物愛護の先頭に獣医師がいると言い、獣医師がもっと当たりまえに動物の保護をするべきという考えで、まさにそれを実践している。
多頭飼い崩壊の現場が出てくるが、県内の一人一人の獣医師が1匹ずつ不妊手術を引き受ければ、わざわざ時間をかけてボランテァが長距離輸送になるこの先生のところに運ばなくても済むということだ。
もちろん、多頭飼いを崩壊させる飼い主が一番悪いに決まっているが、動物に罪は本当にない。

こういう先生は、たぶん無理しても引き受けてしまうから、甘えすぎてもいけない。
だけどその好意にすがらなければならない動物の保護の現実がある。

看護師さんの話として、先生は介護の仔とかに接するときに明るく接して・・・というそうだ。
悲しい顔をすると、動物が申し訳ないと思ってしまうと・・・。

花子は18歳半で逝った。 
一人の飼い主として花子と過ごした時間は幸せだっただろうと思う。

なかなか素晴らしいドキュメンタリーで、正直、録画はしても今の今観ると落ち込むかなと躊躇したが、むしろ勇気づけられた。


今日のカン。

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猫部屋はドアを閉めた。
ファンの時も猫部屋で二人で過ごしたのだ。
ミケは鳴くので、ドアを開けてカンと対面させたけれど、すぐに出て行った。

もう、水も飲まなくなった。
私がいないときに飲んでいるのかもしれないが、容器を口に持って行っても今までなら飲んだが、もう飲まない。
水を飲める力があれば生きようと思うのかもしれないが、人間も水が命というのと同じで、生命力は強いと思うがいよいよかなと思う。
抱かれることが嫌いな仔だったけれど、抱けばいつものように私の脇の下に顔をうずめる。

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ファンの時のように、見るからに苦しんでという状態ではないだけ、横たわっているだけだからそれが救いだ。
私がいないと時々可愛い声で鳴く。
呼んでいるのかなと思って部屋に入ると、鳴き声は止む。

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Last Modified : 2020-05-20
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