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短歌・・・もどき。2

2020-06-02 (Tue) 23:36

★折れそうな細き手足の老猫は 微かに爪たて生を伝えし
(おれそうな ほそきてあしの おいねこは かすかにつめたて せいをつたえし)


★一粒の涙を落とし 老猫は 「お別れだよ」と我に知らせる
(ひとつぶのなみだをおとし おいねこは おわかれだよと われにしらせる)


★老猫は痩せた体で目はうるみ 顎を撫でればそれでも鳴らす
(おいねこは やせたからだで めはうるみ あごをなでれば それでもならす)


★老猫の足はもつれて倒れ起き トイレへと行くプライドを見ゆ
(おいねこの あしはもつれて たおれおき といれへといく ぷらいどをみゆ)


★残された時間はわずか飼い猫の 深い緑の瞳を見つむ
(のこされた じかんはわずか かいねこの ふかいみどりのひとみをみつむ)


★老猫の細き体ををさするたび 冷たき手が伸び我にあまえし
(おいねこの ほそきからだを さするたび つめたきてがのび われにあまえし)


★添い寝して話しかければ老猫は 応えるように手を伸ばしくる
(そいねして はなしかければ おいねこは こたえるように てをのばしくる)


★体から最後の尿を垂れ流し 逝く覚悟を持つ愛しき猫
(からだから さいごのにょうを たれながし いくかくごをもついとしきねこ)


★老猫のこれが最後のおしっこは その臭いさえ愛しくて泣く
(おいねこの これがさいごの おしっこは そのにおいさえ いとしくてなく)


★風透けて 普通列車に揺られゆく 逝きし猫抱き荼毘する場所へ
(かぜすけて ふつうれっしゃに ゆられゆく ゆきしねこだき だびするばしょへ)


★愛猫の荼毘にささげたスターチス 紫色が涙で揺らぐ
(あいびょうの だびにささげた すたーちす むらさきいろが なみだでゆらぐ)


★愛猫の荼毘後の骨も愛しくて 想いを紡ぐ晴天の一日
(あいびょうの だびごのほねも いとしくて  おもいをつむぐ せいてんのひとひ)





その時々の感情を書いて、三十一文字に収めただけで、これが短歌かと言われれば、短歌ではないと自信を持って言える。(-_-;)
出来不出来より、その時の心を大事にしたいと思っているので、だから「短歌もどき」で私はいいのです。

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最終更新日 : 2020-06-02

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