時を束ねて リボンをかけて

2020-07-20 (Mon) 22:01

親戚付き合いの苦労は、今はないけれど。

4月に予約を入れておいた市の健康診断が、中止になっていた。
コロナ騒動が収まれば再開するだろうと思っていた。
緊急事態宣言解除になって、申し込み人数の半分ほどが実施されることになり、日時は指定され、私は今日の14時からだったので公民館に行ってきた。
胃がんの検診はできないが、他はすべて受けることができた。
便も尿も容器が送られてきていたから、自分で取って持ち込む。
職員は全てフェースシールドを装着していて、ソーシャルディスタンスが守られていて、閑散とした状態。
血液検査の部屋で、年配の男性に「あなたのスリッパはどちらですか?」と聞かれた。
公民館が用意してくれた、消毒済のスリッパだが、その部屋はスリッパを脱いで入出する。
例年なら大量のスリッパがあるが、脱がれたスリッパは2人分。
どちらが自分が脱いだものかわからなくなったのだろう。
私はわかる。
なぜなら、脱いだ時に、自分が使ったものだとわかるように横向きに脱いだからだ。
そういうと安心して自分の脱いだスリッパをはいて出て行った。
例年なら、ごった返していて、知り合い同士が会うと、それこそ唾を飛ばして騒がしい雰囲気だが、今日はなんと静かで無駄口は誰も叩かず、やはり今は大変な状況なのだと意識しないわけにはいかない。
感染したくない、感染させたくないという思いが、一致すればこそ、こういう検診の姿になる。


前に住んでいたところの男友達から電話あり。
お母さんの新盆をどうするか?

玄関の入り口に、これ見よがしにマスクと消毒液を置いておければ、長居をする人はいないだろうと言った。
大きなテーブルは出さず、小さなテーブルだけにして、小さな菓子鉢だけを置いておけば、いいんじゃないかな?
田舎の新盆は、テーブルの上におはぎや稲荷ずしや総菜も派手に並べられているから、これでビールなんかがあれば好きな人は帰らない。
この時期だから、あからさまに長居はしないでくださいね~という状態にしておけばいいんじゃないの~と言った。
これからも付き合うかどうかわからない人ばかりだろうよ~と言ったら、市内にイトコがまだ20人いるというのだ。
その中で彼が一番年下。
まだまだ香典を包むことが続くが、自分の時は誰からも香典は来ない・・というので、爆笑してしまった。
そのイトコの配偶者もいるだろうからねえ、いやはや、田舎の親戚付き合いは終わりがない感じだ。
葬式の時くらいしか顔を合わせなくても、親戚っていうのも大変だなあ・・・。
私は友人も断捨離したが、親も兄弟も亡くなって、私一人で親戚付き合いをしなければならなかったが、一番親しかった従兄も亡くなってから、もういいだろうと親戚も断捨離した。
私のことは忘れてくださいという状態だから、そういう付き合いの苦労はないけれど。

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Last Modified : 2020-07-20
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