時を束ねて　リボンをかけて

Amazonプライムビデオで14日まで有料の100円セールだったので、「ホテル・ムンバイ」をレンタルして観た。

2008年にインド・ムンバイで起きた同時多発テロ。
実話の映画化。

圧倒された。
最初から最後まで、ものすごい臨場感と緊張感が観ている側に伝わってくる映画だった。
この映画を見逃がさなくてよかった。
だいたいヒットした映画は見逃がさないでいるつもりだが、この映画のことは知らなかった。
リサーチが足りなかった。

犠牲者の中には日本人もいたのだ。
助かった人たちの中にもいた。

テロリストたちの首謀者はパキスタンにいたらしいが、まだ捕まっていない。

しかしだ、こういっちゃなんだが警察は役に立たず、特殊部隊が到着するまで時間がかかりすぎて、これが現実のことなのかと正直それにも驚いた。

別の観方では嫌味なほどセレブはどこまでいってもセレブで、一方でスラム街に住んでいる人との対比も見せているのかもしれない。
事件前、セレブの客のお風呂の温度にまでホテル側が気を遣うシーンがあるが、事件が収束してホテルマンが自宅に戻るシーンでは、妻が路地でタライのようなもので子供の体を洗っているシーンになる。
それでもそれぞれの家族が愛にあふれてはいるが。

自分にも起こるかもしれないと思うテロだが、本当に怖い映画でもある。

「ホテル・ムンバイ」公式サイト

予告編だけ観ても、緊張感が伝わると思う。


いやはやすごい映画だったと思いながら、切り替えてこれからサッカー親善試合のコートジボワール戦を観ます。



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