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「藤井聡太のいる時代」

2021-02-25 (Thu) 23:41



「藤井聡太のいる時代」

著者 朝日新聞将棋取材班

朝日新聞出版。

図書館から借りた本。読了。

朝日新聞に掲載された連載の単行本。

「2002年、誕生の瞬間から、幼少期、奨励会時代、そして二冠獲得の歩みを丹念に迫った渾身のルポルタージュ」と表紙の裏に書かれているが、
現在も朝日新聞で続きが連載されているようだ。
朝日新聞は嫌いだから、購読してまでは読まないが、この本は面白くて一気に読めた。

将棋の初歩の本は購入済みだが、途中で挫折。
私の鈍い頭では将棋は難しすぎた。

だけどabemaTVの将棋チャンネルはよく観ている。
棋士も顔と名前が一致してきている。
大盤解説者の解説内容は分からなくても、時々挟む雑談が面白い。

先日の朝日杯の準決勝で渡辺名人と藤井王位棋聖の対決は、ええっ!!!!とあっと驚く逆転劇だった。
持ち時間が無くなって1分将棋になったのだが、AIが1%対99%と勝敗を表示している。
1%が藤井二冠で99%が渡辺名人。
こうなると、投了は近い。

だけど、藤井二冠は粘っている。
そして思わず何があったの?とド素人で将棋の分からない私は、AIでも間違えた表示をするのかと思ったほどだった。
96%対4%。
藤井二冠が96%に変わった。
ポカンとしてしまった。

これを予想できたプロ棋士は何人いたのだろうか?

結局投了したのは渡辺名人のほうだった。

私は、「負けました」とか「まいりました」とか言う投了の瞬間の潔さは好きである。
将棋は分からなくても、所作や礼儀は好きなのである。

決勝も面白かったが、藤井二冠が優勝した。


卒業を目前にして高校を中退したことが話題になったが、私は学歴などとは関係ない世界で生きていける場所があるということは素晴らしいことだと思う。
出席日数は足りなかっただろうし、今の藤井二冠に必要なものは卒業証書ではなかったということであり、タイトルホルダーとしての責任や重みを考えれば、勝負の世界で生きる懸命な選択肢だったのだと思う。


この本の中で、中学生の藤井君に、「高校は行きますか?」と聞いている。
その答えは「まだわかりません」だった。

師匠の杉本八段も高校に行ってないが、それでもたびたびその謙虚な人柄は話題に上がる。
学歴は関係ないのだ。
人間を作るうえでは。
先日も師弟対決があったが、タイトルを持っているものが上座に座る慣習。
師匠の杉本八段が先に来て、下座に自分の荷物を置いた。
藤井二冠も下座に座るつもりだったらしいが、こういうところが私は好きてある。



「あとがき」の中で2020年10月に、72歳の女性から届いたハガキが紹介されていた。
「藤井さんがプロになり話題になってから、初めて将棋に興味を持ったこと。
やさしい入門書を購入して駒の動かし方を覚えたこと。
詰将棋の3手詰に挑戦できるようになったこと。
新聞の将棋欄に目がいくようになったこと・・・」などなどが綴られていたそうだ。

う・・・む。
途中で挫折した私とはえらい違いだ。
よーし、再度やるか!!!とならないのが、私。(-_-;)
私の父や母も、子供に麻雀を教えるのではなく、将棋を教えられる親だったらよかったのに・・。(笑)




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最終更新日 : 2021-02-26

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