「猫にGPSをつけてみた」
副題が「夜の森 半径二キロの大冒険」
高橋 のら 著

昔からのブログ友達oss102さんが、前にブログで紹介していた本で、かなり面白さが伝わってきたので読んでみたいと思った。
しかし、残念ながらこの田舎の小さな図書館に置いてあるはずもなく、県内の図書館から借りてもらった。
いやあ…久々に面白いと思った猫本だった。
東京で暮らしていた夫婦が大分県の国東半島に移住した。
山の中に捨てられていた子猫や野良が産んだ仔を保護し、6匹の猫との暮らしを綴っている。
家外自由飼いができるほど、周りに人家もなければ車の往来もない山の上の家。
自然とその自然の中にいる猫たちの描写がとても生き生きとしている。
それに加えて、繊細で猫たちへの愛にあふれている。
猫は本来、こういうふうに生きたいのか・・と思ってしまうほど、猫たちの自然の姿の描写が上手でプロの作家さんなのかと思ったほどだ。
とはいえ外に出せば心配もある。
私はソフィアのように、家出して戻って来ないという経験があるし、その後の苦しみは今も尾を引いているから、家外自由飼いは勧めないが。
だけど、周りの環境が許すならば、猫は本来こういう生活が似合っているのかもしれない。
著者も猫にGPSをつけようと思ったきっかけが、1匹が行方不明になり(帰ってきたが)1匹が思いがけないところから出てきたりしたことだ。
一緒に寝て一緒に起きるという生活をしていながら、実は猫は夜中に出かけていた。
これはなかなか興味深く、街灯もない真っ暗な山道を4キロも歩いていたなんてことがGPSからわかると、これは仰天する。
必死にソフィアを探していた頃の私は、見当違いの場所を探していたのだろうか・・・と今更ながら落ち込むが、猫の不思議さと可愛さとが満載の本だった。

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副題が「夜の森 半径二キロの大冒険」
高橋 のら 著

昔からのブログ友達oss102さんが、前にブログで紹介していた本で、かなり面白さが伝わってきたので読んでみたいと思った。
しかし、残念ながらこの田舎の小さな図書館に置いてあるはずもなく、県内の図書館から借りてもらった。
いやあ…久々に面白いと思った猫本だった。
東京で暮らしていた夫婦が大分県の国東半島に移住した。
山の中に捨てられていた子猫や野良が産んだ仔を保護し、6匹の猫との暮らしを綴っている。
家外自由飼いができるほど、周りに人家もなければ車の往来もない山の上の家。
自然とその自然の中にいる猫たちの描写がとても生き生きとしている。
それに加えて、繊細で猫たちへの愛にあふれている。
猫は本来、こういうふうに生きたいのか・・と思ってしまうほど、猫たちの自然の姿の描写が上手でプロの作家さんなのかと思ったほどだ。
とはいえ外に出せば心配もある。
私はソフィアのように、家出して戻って来ないという経験があるし、その後の苦しみは今も尾を引いているから、家外自由飼いは勧めないが。
だけど、周りの環境が許すならば、猫は本来こういう生活が似合っているのかもしれない。
著者も猫にGPSをつけようと思ったきっかけが、1匹が行方不明になり(帰ってきたが)1匹が思いがけないところから出てきたりしたことだ。
一緒に寝て一緒に起きるという生活をしていながら、実は猫は夜中に出かけていた。
これはなかなか興味深く、街灯もない真っ暗な山道を4キロも歩いていたなんてことがGPSからわかると、これは仰天する。
必死にソフィアを探していた頃の私は、見当違いの場所を探していたのだろうか・・・と今更ながら落ち込むが、猫の不思議さと可愛さとが満載の本だった。

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Last Modified : 2021-03-28