時を束ねて リボンをかけて

2021-04-19 (Mon) 23:19

それでも生きていかなきゃならない。

昨日の午前、9時ごろだろうか・・。
救急車がサイレンを鳴らして自宅前を通った。

何処に行くのだろうかと私の部屋から見ていると、ワンコおじさんが自宅から出てきて救急車を誘導しているのがみえた。
ワンコおじさんことTさんの隣家は男性が一人で住んでいるので、その人に何かあったのかなと思った。
Tさんの玄関は私の部屋から見えないので、よくわからなかったのだが。


午後にTさんから電話があった。
なんと運ばれたのは息子さんだった。
3日くらい前から、左手と左足が動かなくて、その時は、通っている病院を受診したそうだ。
そこで診断は付かずそれでも薬は処方されたそうだ。
だけど、左足と左手なら、右の脳を疑うんじゃないの?と言ったのだが、それは私がそう思うだけだ。

結局昨日の朝は口まできけなくなって救急車を呼んだ。

病院から、Tさんと連絡取れなくなる場合も想定して、もう一人連絡の取れる人はいないかと聞かれたそうだ。
承諾をいただかなくて申し訳ないが・・と言われ、私の電話番号を記入してきたという。
恐縮しているから、それはかまわないよと言った。
私は、猫が具合悪いし、コロナのこともあるから出かけないから、電話は出るから大丈夫だよと言った。


夕方散歩に行くときに、Tさんが自宅の前にいたのでどんな具合なのか聞いてみた。。
先生から説明を受け、MRIの画像をみると、脳の右の血管が細くなっていてほとんど映ってなかったらしい。
開頭手術ではなくて、足の付け根から管を入れての手術だったということだった。
診断名は教えてもらったが私が覚えられなかった。
脳なんとかかんとかで長い。
2週間くらいの入院だそうだが、このコロナの影響で病室には入れない。
着替えなどを持っていったが、病院の玄関で看護士さんに手渡して、それ以上はどうすることもできないということだった。
面会すらできないのだ。


電話番号の提供くらいしか私にできることはないから、深くかかわることはしないが、Tさんも大腸がんで余命3年と言われた3年は過ぎていると言っていたし、8050問題の家でもある。
親も子も病気では、なかなか厳しい現実を抱えながら生きていくようになるかもしれないが、それでも生きていかなきゃならない。

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Last Modified : 2021-04-19
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