時を束ねて リボンをかけて

2021-05-02 (Sun) 23:20

ゴンとのお別れは近い。

ゴンはゆっくりゆっくり階段を降り、浴室の床や1階のソファーの上にいることが多くなった。
ファンやカンも最期のころはよく浴室の床で寝ていた。

ゴンとのお別れは近い。
あれほど大きな声で鳴いていた時があったことが信じられないくらい、今はほとんど鳴かない。

目やにが左目全体を覆うようにり、開かなくなっているので、コットンに水を含ませて拭き取っても、瞬膜が出て覆うので、無理に開けずにそっとしておいている。

それでも点滴の時は、1階から2階に抱いてきてベッドにおろすと、点滴をすると楽になると分かっているのか、自分から態勢を整える。
暴れることもなく、暴れる力もなく、おとなしく点滴を受けている。

点滴の時間は10分くらいだが、それを2時間くらいかけて体に回ると病院で言われた。
その2時間の間に、調子がよくなるのかウエットのフードを与えると口にする。

今まで何匹も見送ってきたが、いよいよとなったころは、不思議と独特の臭いを体から出す。
ゴンも今そういう状態。
これは布団などにつくと臭いが残るほど。

ゴンの体から、この臭いがただよってきたときは、ああ・・・心の準備をしなければならないと思った。
トイレもまだできているので、隔離はしていない。
今までの仔は他の猫たちに不安を与えないように隔離していたが、できるならゴンは自然のままで過ごさせたいと思っている。
チビが、ゴンを見守るようにそばにいることが多くて、2匹を離せない。
      

         今は1階のソファで寝ている時が、一番落ち着くようだ。
    
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Last Modified : 2021-05-02
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