時を束ねて　リボンをかけて

先日散歩をしている時に、交差点で信号待ちをしている犬を連れた２０代と思われる若い女性がいた。
私は信号を渡らないから、そのまま進めばよかったのだが、その女性の犬が私をじっと見ていて近づいてきた。
その顔がめちゃめちゃ可愛い。
思わずしゃがんで頭を撫で、(その時にその女性は、あらっ！と言ってビックリしたようだった。）ワンコの顔を両手で挟んで、「なんて可愛い顔をしているんでちゅかあ～」（なぜか無意識に幼児語）と言った。
するとその若い女性は「うわ～嬉しい～」と言った。
それだけでその犬にバイバイをして別れただけの話だけれど、犬種は雑種のようだが小型犬でもなく中型犬でもなくて、その中間くらいの大きさで、まずワンコでこれだけの美形は見たことがないと思うほどの可愛い犬だった。


今日、動物病院に点滴セットを買いに行った。
待合室にワンコを連れた若い男性、年配のキャリーの中に猫を入れた男性が順番を待っていた。
私は受付の人に点滴セットをお願いして、待合室の椅子に腰を掛けた。
すると、その若い男性のワンコが、私に近づいてきて私の膝に顔をつけてきた。
その男性は、おっ！と言ってリードを引こうとしたが、それより先に私がやはり両手で顔を挟んで「なんて、おりこうさんなんでちゅかあ～」(やはり無意識の幼児語）と言った。
このワンコの犬種はシュナイダーと言っていたが。
おしっこが出なくて来たのだと。
GWでも、ここが開いててよかったですねと言ったら、ホント助かりましたと言っていた。



ワンコおじさんちのゲンも、遠くからでも私を見ると、リードを引っ張っておじさんを急がせる。
おじさんが、「可愛がってくれる人はわかるんだねえ・・」と言っていたが、私は、犬に好かれると思っている。
どんな大きな犬でも怖いと思ったことがない。
良い子は真似してはダメだけど。
噛まれたことはないけれど、噛む犬もいるから。



　　　　　　　　昨日はゴンは私のベッドの上で寝た。
　　　　　　　　今もベットの上にいる。
　　　　　　　　毛はふわふわしているが、触ればもうミケよりも
　　　　　　　　骨に触れるくらい痩せた。

　　　　　



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