時を束ねて リボンをかけて

2021-05-09 (Sun) 00:41

ゴンのペースにあわせて。

ゴンは現在、動けずおしっこも垂れ流しになっているが、ありがたいことにまだ生きている。

頻繁におしっこは出ないが、ペットシーツを敷いているから、ゴンちゃんいいんんだよ~気にしないでねと声をかけている。

私は一緒の布団で寝て顔を突き合わせながら、だらだらと過ごしている。


水だけは飲むので、もしかしたらまだまだ大丈夫なのかもしれない。
人間でも最期は水さえ受け付けなくなるというから。
小鉢に入れた水を、口元に持っていくと自分から飲む。

KIMG0355.jpg


強制給仕はしない。
こまめに液状のものを与えているが、なめるときもあれば嫌がるときもある。
そして、スムースに呑み込めずに、窒息しそうにケホッと一瞬苦痛の表情になるときもある。
目は離せない。

昨日病院に電話して、輸液はまだ続けた方がいいかを聞いた。
ちなみに点滴、点滴と私は言っていたが、点滴は血管に挿す場合で、皮下は点滴といわないのだそうだ。
確かに輸液をすればゴンはとても楽になるようにみえる。
が、1回に100CCは多いような気がして、50CCを超えたあたりから嫌がるようになった。
先生の指示は輸液は続けるようにということと、50CCを朝晩2回に分けてもいいということだった。
そして、いちど血液検査をするので調子のよさそうな時に連れてくるようにということだったが、これから調子がよくなるとは思えないから、パス。

もうだめかと思いながら、今までの猫たちもここからが結構長かったことを思い出した。

私はただゴンのペースに合わせているだけ。
ゴンはゴンなりに、私にゆっくりとお別れの心の準備をさせてくれているのかもしれない。

        
         あわてて押し入れから布団を出したから、
         日に当てなきゃと思い、天日干しをした。
         その間、ゴンは、ゴンのお気に入りの場所に
         待機してもらった。
         元気なころと変わらなくみえるのが悲しい。

     KIMG0358.jpg



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Last Modified : 2021-05-09
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