時を束ねて リボンをかけて

2021-05-24 (Mon) 23:39

訪問していたブログの猫ちゃんも逝ってしまった。

昔から訪問していたブログの猫ちゃんが亡くなったことを、知った。
かなり悪い状態だったから、それを見ているブログ主さんもかなりお辛かったことと思う。
安楽死も視野に入れての看病だったし、しかも働いている。
一人で働きながら末期の猫の看病は、私も経験があるが体力的にも精神的にもかなり追い詰められて、読んでいて胸が締め付けられる気がしていた。


ルンと同じ乳腺腫瘍の猫だった。

私は前に住んでいたところの長くお世話になった先生と、考えが一致して、ルンの手術はしなかった。
この時のことは、昔の猫ブログに書いてあるが、機会があったら、またこちらでも書こうと思う。


心から冥福を祈りたい。
そして、幸せな猫ちゃんだったと思うしブログ主さんにも、そう思って逝ったと思ってもらいたいと思う。



ゴンが亡くなって、荼毘にした日に友達と話した。
ゴンの具合が悪いことは言っていたし、荼毘をどこでするかを迷っていたことも話していたが、こっちでしたことを話した。

ゴンの闘病の話になって、そこまでやったなら悔いはないだろうと言われた。
私からすれば悔いはどの仔にもあると答えた。
悔いなくやり切ったと思えたのは親の介護だけだと言った。
どの仔にも悔いはあって、心の痛みになる。

彼の前に飼っていたワンコの話になった。

心臓が悪い仔で何度も入退院を繰り返していた。
動物病院の先生に、あと1週間くらいだから自宅で看取るように言われて、彼は「助けてくれ、助けてくれっていう目を見ながら俺は看取れないから、先生!入院させてくれ!」と言って、入院させたそうだ。
結局次の日の朝、亡くなったのだけれど。

「助けてくれ、助けてくれじゃなく、そばにいてくれ、そばにいてくれ、だったかもしれないのに。
私はね、
動物って、自分の死を恐れない、受け入れると思っているのよ。
死を受け入れる能力があると信じているのよ。
だけど、飼い主がどんな選択をしても、飼われていたペットは飼い主を恨むことはないと思うよ。」

そんな話をしたのだ。

ゴンの先生も、どうしてもどうしても見ているのが辛かったら入院させてもいいからと言っていた。
私は大丈夫ですと答えて、今は看取れたことに感謝している。


         今朝の老猫2匹。暖かい日だったね。

    KIMG0421.jpg


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Last Modified : 2021-05-24
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