時を束ねて リボンをかけて

2021-06-04 (Fri) 20:19

今度はミケが・・・・。

5月18日にゴンが逝って、まだ心が平常になっていないのに、今度はミケだ。

食事を全くせず鳴きもせず、ぐったりしている。
私のベットの上にずっといる。
昨日までは猫部屋を行ったり来たりしていたのに。
午前中に高齢猫用の水分補給のパウチを口元に持っていったら、水分は半分飲んだ。
夕方、同じものを飲ませようとしたが、まったく口にしない。
普段好きなパウチを口に持っていってもダメである。

ゴンの時は唐突だったけれど、ミケに関してはある程度の覚悟はして、毎日を過ごしていた。
いつ、何があってもおかしくないという気持ちでミケと過ごしていた。
ところがいざ、今のミケを見ていると覚悟なんてしてなくて、うろたえている自分がいる。
全く同じ姿勢で動かないので、息をしてないように見えて、息をしていると安心して、それを何度も繰り返して、心が乱れてどうしようもない。
ゴンが逝ってすぐだから精神的にかなり辛い。

ミケは病院には行かない。
18歳を過ぎたころから、延命治療はせず、老衰で逝かせたいとずっと思っていたから。


ゴンの時は、まだいくら何でも15歳でという気持ちだったし、奇跡が起きるかもしれないと心のどこかで思っていたのだ。
しかし、奇跡は起きなかった。
そして、輸液はやはりかわいそうだった。
最後のころは輸液の針を刺すのに苦労するくらい、肉が落ちて痩せていたから、いろいろな葛藤を心の中に持ちながら、私はゴンを看ていたのだ。
でも、あの輸液がゴンを穏やかに逝かせてくれたのなら、それはそれで意味のあることだったと思う。
苦しまずに逝ったという思いは、私を救ったから。

しかし、ミケがそれに当てはまるかというと違う。
20歳のミケの体には、病院につれていくことのほうが辛いだろう。
もっとも、カンの時に病院に電話したら言われている。
18歳の仔にできることは少ないと。
20歳のミケにはもっと少ないだろう。
あの先生なら、お母さんのそばで見送ってと言うと思う。
お母さんに見送られて逝かせることが一番いいと考えている先生だから。


ミケはこのまま眠るように逝ってほしいと思っている。

       
              痩せて小さくなった。
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Last Modified : 2021-06-04
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