時を束ねて リボンをかけて

2021-06-21 (Mon) 23:15

要注意・・・猫。

コロナだからというわけではなく、私は元々出好きではないし、おうち大好き人間だから行動範囲はホント狭い。
ここに引っ越してきても、どういう町名があるのでさえ分からないで暮らしている。
だけど、散歩やスーパーに行くときなどで、そのルートで犬や猫を飼っているお宅は、把握している。
猫は完全室内飼いだと分からないが、田舎だから家外自由飼いのところだけは、近所に3軒ある。

今日スーパーに行くときに、そのうちの1軒の子猫が飛び出してきて、轢きそうになった。
そこは多頭飼いで、広い敷地に農家だとわかる大きな家があり、その並びにやはり大きなの納屋のような建物がある。
常時10匹くらいの猫がいて、敷地の中で作業している人がいても、その周りでちょこちょこ普通に猫が暮らしている。

そこの家から子猫が飛び出してきたのだ。
ものすごく焦った。
うわっ!!と思ったと同時に初めて猫が向きを変えずにピョンピョンと飛んで下がったのを見た。
猫はそのままの恰好で下がれないと聞いたことがあるのに、その仔猫は下がった。
それは私がよけるのと同時だった。
良かった!と胸をなでおろしたが、肝をつぶすということはこういうことだ。

猫を飼っていると分かっているお宅の前は、自然とスピードを下げるように慎重に運転しているつもりだが、この道はワンコおじさんから教えてもらったスーパーへの近道だけれど、ちょっと懲りた。



前に別の道幅の狭い道路で、一台の軽自動車が右側に寄せて、年配の奥さん二人が立ち話をしていた。
そこを通るのに、私は止まった。
止まったから、その奥さんの一人が「通れないの~」と言った。
その言葉の調子は、「通れるでしょうよ~」という感じだ。
通れないわけではない。
勿論通り抜けられる。
私は首を振って、人差し指で前方をちょんちょんと指さした。
長毛の猫が、ワンコのお座りのような、前足をそろえて道路の真ん中で私をじっと見ていたのだ。
その人達から死角になっていたから、わからなかっただろうが、堂々としてよけない。
やっと気が付いて「ごめんなさい~」と言われて抱きあげられた。
その時は、私も笑うしかなかった。
この猫もそこのお宅で飼われている猫だが、外に出ていることも多くて、私からすれば要注意猫の一匹だ。

前に再放送だったが、「もふもふモフモフねこの楽園2020 森の花園に暮らす9匹の1年」という番組を観た。

9匹の猫が、広い敷地の四季折々の花々に囲まれた庭園で、のんびり自由に暮らしている様子を1年を通して追った番組で、猫たちの自由度が羨ましかった。
庭園のオーナーご夫婦が優しそうな人たちで、一度訪れてみたと思ったほど。
猫にはどういう暮らしがいいのだろうね。
現実には夢のような猫の暮らしにはみえたけれど。


    狭い家の中でただ寝くさっている猫も十分幸せで、
    飼い主は安心していられるけれど。

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Last Modified : 2021-06-21
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