Amazonプライムビデオで、「ハンティング・ISIS」を観た。
観たのはアフガニスタンがタリバンに掌握される前である。
6話からなるドキュメンタリー。
ISIS(イスラム国)の支配地域であったシリア・イラクの2015~2016の1年間に、クルド人人民防衛隊などに志願兵として参加した若者に密着している。
傭兵ではないから、給料はない。
自費で国を出て参加する。
ISには世界中から集まった若者がいたが、その反対側にもつまりISと戦う側にも、数は少なくとも志願兵がいたことは、ちょっと驚きだった。
自分の子供がそういう戦いをしていることを知っている親もいたが、ISに殺害されて初めて知った親もいた。
親の葛藤と、息子は息子で本国では居場所のない現実を抱えている若者もいて、なかなか優秀なドキュメンタリーである。
衛生兵として参加している若者は、ドクタードクターと重宝されて、兵士だけではなく、民間人の戦火の犠牲者の治療にあたる。
WHOから資格の書類の提出を求められても、ドクターではない。
そこに自分の限界を感じながらも、また戦地に戻るのだ。
私は観てよかったと思ったドキュメンタリーだったが、だからといってお勧めはしない。
その理由は、ISのかなり残虐なシーンの映像も流れるし、戦闘シーンは生々しいし、子供の負傷者の治療場面も、その結果亡くなる映像も胸が痛くなる。
私は現実にあったことだからと見ることはできるが、男性女性にかかわらず、観るに耐えられない人もいると思うからだ。
カブール空港の自爆テロでまたISが姿を現した。
ISの残党あるいはその流れをくむものはやはり存在する現実。
何処にどういう過激派組織がいてその関係性も複雑だから、私にはさっぱり分からないことだけれど、アフガニスタンで武装組織に銃撃されて命を落とした中村哲さんの功績を思うと、今のアフガニスタンの現状は本当に残念でならない。
そう偉そうなことを書きながら、現実の私はパラリンピックを毎日楽しんでいて、日本人でよかったと思っているのだ。

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観たのはアフガニスタンがタリバンに掌握される前である。
6話からなるドキュメンタリー。
ISIS(イスラム国)の支配地域であったシリア・イラクの2015~2016の1年間に、クルド人人民防衛隊などに志願兵として参加した若者に密着している。
傭兵ではないから、給料はない。
自費で国を出て参加する。
ISには世界中から集まった若者がいたが、その反対側にもつまりISと戦う側にも、数は少なくとも志願兵がいたことは、ちょっと驚きだった。
自分の子供がそういう戦いをしていることを知っている親もいたが、ISに殺害されて初めて知った親もいた。
親の葛藤と、息子は息子で本国では居場所のない現実を抱えている若者もいて、なかなか優秀なドキュメンタリーである。
衛生兵として参加している若者は、ドクタードクターと重宝されて、兵士だけではなく、民間人の戦火の犠牲者の治療にあたる。
WHOから資格の書類の提出を求められても、ドクターではない。
そこに自分の限界を感じながらも、また戦地に戻るのだ。
私は観てよかったと思ったドキュメンタリーだったが、だからといってお勧めはしない。
その理由は、ISのかなり残虐なシーンの映像も流れるし、戦闘シーンは生々しいし、子供の負傷者の治療場面も、その結果亡くなる映像も胸が痛くなる。
私は現実にあったことだからと見ることはできるが、男性女性にかかわらず、観るに耐えられない人もいると思うからだ。
カブール空港の自爆テロでまたISが姿を現した。
ISの残党あるいはその流れをくむものはやはり存在する現実。
何処にどういう過激派組織がいてその関係性も複雑だから、私にはさっぱり分からないことだけれど、アフガニスタンで武装組織に銃撃されて命を落とした中村哲さんの功績を思うと、今のアフガニスタンの現状は本当に残念でならない。
そう偉そうなことを書きながら、現実の私はパラリンピックを毎日楽しんでいて、日本人でよかったと思っているのだ。

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Last Modified : 2021-08-28