時を束ねて　リボンをかけて

スマホに替えても、普段使うのはガラケーの時と同じで電話だけ。
その私が唯一素晴らしいと思って、スマホにしてよかったと思えたのが、ナビ機能だ。


このナビを最初に使ったのは、ゴンが亡くなって初めてのペット霊園に行ったとき。
前日に、私の強い味方、ガス会社のお兄ちゃんに行き方を調べてもらい、私もネットで検索して、行き方を把握した。

ところがである。
迷ったのだ。
山の中のペット霊園に行くはずが、車は都会を走っている。
片道2車線、周りはビル街。
有名どころの名前が並んでいる。
私はいったいどこを走っているのだ。

荼毘の約束の時間は迫っている。
ゴンちゃんごめんよ～母ちゃん迷っているよ～という感じで、ゴンの亡き骸に声をかけながら、昔からの私のやり方を模索。
道に迷ったら、警察か郵便局。
で、郵便局があったので、飛び込んだ。

ゆうパックを扱うところにいたお兄さんに、○○の○○霊園に行きたいのですが～迷いました～と言った。
ええっ！○○？全然方向違いますよ～と言われてしまった。
そして、車にナビは付いてないのですか？と聞かれたから、ついてないのですと言った。
すると、スマホは持っていますか？と聞かれ、持っていますが、ナビの使い方がわかりませんと言った。
なんと親切な郵便局員。
私はおばちゃんに優しい若い子は好きです。(笑）
設定してあげますと言ってくれて、スマホを渡すと説明しながら設定してくれた。
この案内の通りに行けば着きますから～。
私は、(´▽｀) ホッ


約束の時間の10分前にペット霊園に着いた。
帰りは、自分の家の住所を入力して帰ることができた。。

スマホにしてよかった！と思ったのは、この時。
私はこれがあれば、どこでも行けると思ったのだ。
あの時、ペット霊園の行き方をガス会社のお兄ちゃんに聞くよりも、ナビの使い方を聞くべきだったと、あとで笑い話として話したのだ。
通信料も相当かかるのかと思って、あとで調べたら、ほとんどかからない。
まあ・・使い方次第なのだろうけれど。

財布の中に使わない図書カードが1500円分、何年も眠っている。
読みたいと思う本があって、図書館を検索すると、私の住んでいる市にも近隣の市にも置いてない。
であるならば、本は邪魔になるだけだから買わないのだが、この図書カードを使うことにした。
一番家から近い書店を検索。
隣の市にある。
名前からして、町の小さな本屋さんという感じが気に入った。
電話をかけて図書カードを使えるか、取り寄せてもらえるかを聞くとどちらもできる。

ナビを設定して、行って注文してきた。
なんて便利なの～。
で、少しは外に出る気になるかと思えば、それはないのだけれど。



これは何でしょうか？
チビがキャットハウスからあまりにも出てこないので、私が頭を突っ込んで出てくるように説得しているところです。





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