時を束ねて リボンをかけて

2021-10-19 (Tue) 23:36

年寄り猫には、よくあることなのかな?

あまりにも寒くて、まいった。
今までは私の部屋のドアは開けっぱなしにしていたが、さすがに寒くて閉めることにした。
キャットドアをつけているから、猫の出入りはできるようになっている。
このキャットドアの出入りを覚えられなかったのは、ミケだけだった。

床からミケのお腹までの距離を測り、ミケに合わせてキャットドアの高さを決めたのに、頭で押しての出入りができなかった。
だから部屋から出たいときは、ドアの前でミケが鳴く、あるいはソワソワするというのを感じ取って、私がドアを開けていた。

チビは当然出入りで来ていたから、ドアを閉めても大丈夫だと思っていたのに、あら?出入りができないということに気がついた。
突然、どうしてできなくなったのか・・。
頭で押すことを忘れてしまったのか・・・体が覚えているはずなのに。

ミケと同じように、ドアの前で待っている。
こうやって出入りするんだよ~忘れちゃったの~というように、教えたのだが、ダメである。

キャットドアにはマグネットがついていて、その磁石が、開閉が終わってもきちんと閉まるように作用する。
昔、ヤフオクで落札したもので、前の家では使わなかったが、こっちに来てから付けたのだ。

チビも何年も使っていたのに、いきなり1匹になったら、使えなくなるなんて。

それで、考えた末、マグネットを外した。
経年劣化でがっちりついていたが、周りの枠がただのプラスチック製だから、壊さないようにマイナスのドライバーで慎重に外した。

KIMG1154.jpg

その結果、力を入れなくても、くぐることができる。
そして開け閉めはマグネットがなくても、不都合がないということに、今さらながら気がついた。
つまり、マグネットはあってもなくてもいいのだという結論。
むしろ猫にはなくていい。


チビは簡単に部屋から出ることができた。

年を取って、出入りを忘れたのではなくて、頭突きの力が弱くなっただけなのかもしれない。
あるいはただ甘えたいだけなのか・・・。

私が部屋から出て1階で自分の食事の用意をしていたりして、戻るのが遅くなると、呼ぶように鳴くようになった。
ミケもそうだったけれど・・。
チビはミケに似てきた。

そして何よりも、これは年寄りの猫の特徴なのか、舌を忘れる。
ミケも晩年は、しょっちゅうベロを出していた。
ミケちゃん、ベロ出ているよ~と声をかけるくらい、頻繁だった。

チビも、この頃舌を引っ込めるのを忘れることが多くなって、ミケの時のように、チビちゃんベロ出ているよ~と声をかけている。

KIMG1000.jpg

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Last Modified : 2021-10-19
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